「低レベルで混戦」とも「ハイレベルで混戦」とも違う。
言ってみれば「中レベルの混戦」だ。
それだけに非常に難しい。
皐月組はダメだとかNZTはアテにならないとか、
そういった過去のイメージを一度リセットしてから予想に向かう必要がありそうだ。
1-1 サトノプログレス(牡3、横山典弘・国枝栄)
500万下、NZTを連勝。距離はマイルがギリギリか。府中左回りを特に不得手としていないのは安心材料。
1-2 アンダーカウンター(牡3、小林淳一・中竹和也)
前走は芝でよく頑張った。ただ、血統的にも実績的にも距離延長で逆転という雰囲気ではなく・・・
2-3 スプリングソング(牡3、池添謙一・鶴留明雄)
3戦3勝。人気になりそうだが、血統的にはむしろ妙味ありと言われそうな配合。坂路51秒台は3歳馬としては優秀。
2-4 レッツゴーキリシマ(牡3、幸英明・梅田康雄)
朝日杯2着。皐月賞5着。衰え感じず距離の壁・・・と考えればここも買いたくなるが、前々走が気になる。
3-5 ブラックシェル(牡3、後藤浩輝・松田国英)
500万下の好走を評価され人気が続いているが、武豊が乗り捨てたことをどう見るべきか。
3-6 エイムアットビップ(牝3、松岡正海・矢作芳人)
もはや馬鹿にできない桜花賞組。ただし、05年07年とも牝馬の当たり年だったことを忘れてはいけない。
4-7 ドリームシグナル(牡3、吉田隼人・西園正都)
中山よりは府中の方が実績がある。重馬場も悪くなさそうだ。
4-8 サダムイダテン(牡3、岩田康誠・中村均)
ラジニケ以降結果出ず。名前とは裏腹に繊細なところがあるので豪腕が合うかどうか・・・
5-9 ディープスカイ(牡3、四位洋文・昆貢)
毎日杯完勝も負かした相手は微妙。マイルも未勝利。不動の本命という感じではなさそうだ。
5-10 アポロフェニックス(牡3、柴田善臣・柴崎勇)
自己条件を勝ち切れない時点でここも難しいだろう。
6-11 ゴスホークケン(牡3、内田博幸・斎藤誠)
前走の落鉄がどれくらいの影響だったのか。調教は前走時と変わらずハイレベル。
6-12 リーガルスキーム(牡3、安藤勝己・中尾秀正)
ダートとは言え2戦2勝。馬場と騎手を考えれば無視できない存在だ。調教はまさに先行馬のそれといった感じ。
7-13 セッカチセージ(牡3、田中勝春・畠山吉宏)
成績はかなり微妙だが、時計はいいものを持っている。馬連を枠連にするくらいの価値はあるかもしれない。
7-14 ダノンゴーゴー(牡3、藤岡佑介・橋口弘次郎)
短距離重賞勝ち。前走もメンバー二位の上がりを使ったが追い込みきれなかっただけ。一発あってもおかしくない。
7-15 ファリダット(牡3、武豊・松元茂樹)
前走圧勝。強敵ではなかったがOP戦。重賞級の器であることは疑いようがない。
8-16 エーシンフォワード(牡3、福永祐一・西園正都)
朝日杯以外はすべて連に絡んでいる。粘りと切れがあり、安定感抜群だ。
8-17 アポロドルチェ(牡3、勝浦正樹・堀井雅広)
こちらは安定感皆無ながら勝つ時は勝つという豪放さがある。距離にやや不安を抱く。
8-18 ダンツキッスイ(牡3、藤田伸二・橋本寿正)
紛れの少ないコースなので逃げても持ち味は活かせるだろう。メンバー的には単騎でいけそうだが。
このメンバーだと、人気馬だけで決まることも穴馬だけで決まることもない、平均的な決着になりそうだ。
混戦だから穴を狙うのか、それとも人気馬でもそこそこの配当があることをオイシイと思うのか、
考え方によって馬券の買い方も分かれそうなレースだ。
2着馬を基準にとるなら、アーリントンCとNZTのレースレベルは同等。どちらの勝ち馬も目が離せない存在だ。
ダンツキッスイは展開ハマればというタイプで信頼は置けないが一発に警戒したい。
サトノプログレスは安定感抜群で持ち時計も縮めてきた。
基準となったエーシンフォワード自身は、朝日杯以降、時計面での成長が見られない点が気になる。
ただ、枠の内外を考えれば前走は立派。今回の評価は悩むところだ。
穴でまず最初に目が行くのはダノンゴーゴー
前走は結果的に位置取りが後ろ過ぎただけで、中団の競馬をしていれば勝ち負けだった。
距離不安はあるが、ロスのない競馬ができれば勝機を見出せるはずだ。
ただ、陣営からは「雨はダメ」とのコメントが・・・
土曜10Rのマイネルポライトが34秒8の脚を使っていることからすればそれほど心配はなさそうだが・・・
それから皐月賞6着のブラックシェル
弥生賞もそうだったが、猛烈に追い込んできたところがゴールだったという惜しい内容。
その脚質からも、跳びの大きさからも府中コースは歓迎。
鞍上弱化は痛いが、後藤は関東のマイルなら買える。この馬自身のマイル適性がわからないのは痛いところ。
飛びが大きいと言えばリーガルスキームもそのタイプのようだ。
血統的に芝は問題ないだろうがむしろ距離延長が微妙。ギリギリか。
安勝がサダムイダテンよりもこちらを選んだというところにも注目したい。
悩みに悩んだ末、本命はサトノプログレスに決めた。
全成績3.2.1.1の安定株で、唯一4着に敗れた若竹賞はその後の重賞勝ち馬がゴロゴロいるレースだった。
元々が先行タイプなので内に包まれて馬場の悪いところに押し込められる心配もない。
対抗にブラックシェル
常に34秒台の末脚を繰り出すその脚質は魅力。唯一36秒1だったホープフルSもメンバー最速の上がりだった。
後藤が変に欲をかいて前々の競馬なんかをしないことを祈るばかりだ。
▲スプリングソング
千二では△のそれを上回り、マイル実績もある。つい無視してしまいがちだがこういう馬が怖い。
△ダノンゴーゴー
「雨だとスピードが殺される」という陣営のコメントは気になるが、脚質的にも府中は合うだろう。
父アルデバランと聞けばここで買わずにいつ買うのだという気もするし。
×ゴスホークケン
前走は落鉄も大きかったが、そもそも大型馬の休養明けなのだから仕方がない。
人気の逃げ馬で目標にされやすいところをどう持っていくか。
★リーガルスキーム
安勝が選んだ馬。先行力があり終いもしっかりしている。ゴスホークケンの逃げをピッタリマークすれば金星も。
☆エーシンフォワード
決め手を欠くところはあるものの、間違いのないレースぶりは高評価。前走、もし外枠の不利があったとしたら・・・
2008年5月10日