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2006年01月15日

どんと祭 2006 <仙台>   [カテゴリ : Column002 , diary003 ]

今年のどんと祭はあいにくの雨。
数十年通っている我が父をして、「雨のどんと祭はほとんど記憶に無い」というくらいだからよほどの珍事なのだろう。
そんな中、例年通り大崎八幡宮まで足を運んできた。

それでも人の出はそれほど少なく感じなかったのだが、さすがに出店の売り上げは不調のようだ。
多くの店で閑古鳥が鳴いていた。
(しかし、こんなところにまでトレカ屋を出す神経はどうかと思うね)

御神火の勢いも今ひとつ。
夜の9時過ぎだと言うのに、支柱となる竹が全然燃えていないのには驚いた。
雨のせいで煙ばかりがもうもうと狼煙のように上がっているが、例年の火勢は感じられない。


 2004年のレポートで「御神火を写メに撮ってどうしようというのか」と指摘したが、
 携帯カメラの性能が向上し、ブログなど発表の場が増えた今ならわからないこともない。
 ちなみに私は毎年普通のデジカメで撮影している。


もう一つ驚いたのが、神職の方々による誘導についてだ。
この雨の中だというのに、「傘を差さないでくださーい」と、大声で何度も繰り返している。
八幡様の前で傘を差すのは不謹慎、ということらしいのだが、
だとすればフード付きコートのフードだって不謹慎だろう。理屈に合わない。
結局は、混雑を避け、売り物のおみくじ等を飛沫で濡らしたくないがための方便。
つまりは神社側の都合に過ぎないのである。
・・・
いや、神社側の都合、おおいに結構だ。
こっちだって他人の傘で目なんか突かれたらたまらないし、濡れたお守りなんか買いたくない。
ただ、
人間の都合で誘導しているのに、八幡様の名前を出すのってどうよ、と思うわけで・・・。
「他の参拝客の方と接触しないように傘をすぼめてくださーい」
「軒に並べてあるおみくじ・お守りが濡れてしまうのでご遠慮くださーい」
と、言えば済むことではないのか。
神様は人間が傘なんか差してたって笑ってお許しになるでしょうよ。


それと、何度か取り上げた「鳩パン(はとぱん)」についてだが、今年も駄菓子屋「K」の出店は無かった。
代わりを務める駄菓子屋「C」の鳩パンが不細工なのは昨年も指摘したことだが、
その「C」、何を勘違いしたのか、今年は「干支ぱん」なるものを販売。犬型のパンがずらりと並べられていた。

「K」の後釜に入って2年目の暴挙である。
別に企業努力が悪いとは言わないが、伝統の縁起物に対して勝手なアレンジを加えるというのはいかがなものだろう。
仮にバリエーションを増やすことでパンの飾り物が今以上に広く認知されるようになったとしても
肝心の鳩パンが廃れてしまうのでは意味が無い。
「C」さんにはぜひ今一度考え直してもらいたいところである。

参考:
2004年のレポート)(2005年のレポート


最後に
1月12日の河北新報夕刊によると、町内会などによって主催されてているどんと祭が年々減少しているらしい。
と言っても、町内会側がどんと祭に見切りをつけたというわけではなく、
市有地や公園でのたき火が禁じられることで、行き場を失ってしまったのだという。
「市の公園ではたき火は原則禁止だと(仙台市から)指導された」
「煙やにおいがひどいと、周辺住民から苦情がきた」
などの談話も載っており、残念な気持ちにさせられた。

もちろん、伝統を重んじるばかりが地域社会のあり方ではない。
どんと祭に限らず、全体的に考え方が変化してきているのは仕方の無いことだ。
しかし、市が住民から伝統行事を奪ってしまうというのはいかがなものだろう。
これでもし廃れそうになったら税金使って大々的に盛り上げたりするんでしょ?
それだったら最初から頑張ってバックアップして欲しいと思うんだけど・・・

投稿者 nakimi : 2006年01月15日 10:41

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