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2006年03月05日

新宿二丁目デビュー   [カテゴリ : BAR ]

と、言っても、その手のお店に行ったというわけではない(笑

いつも通っているBARの若マスターが新宿にあるお店を紹介してくれたので
視野を広げるために行ってみることにした。

開店時間にドアを開けようとすると・・・開かない。。。
どうやら、まだ準備中のようだ。
若マスターにもらった名刺を見て電話すると、準備中なので少し待って欲しいとのこと。
近くの画材屋などをひやかして30分ほど時間をつぶすと、表にある看板に灯りが灯っていた。

店内は岩を積んで造ったような空間で、これは音響に考慮したものらしい。
確かにBGMとして流れるクラシックやオペラが響きすぎず吸い込まれず塩梅よく聴くことができる。

若マスターからの紹介であることを告げると改めて歓迎の意を示してくれた。
・・・正直、「どなたのご紹介ですか?」と聞かれたときの切り札のつもりだったので
こちらの緊張も一気にほぐれる。

一杯目はスキャパの14年をチョイスしてもらった。どうやらこのお店もいいモルトが揃っているようだ。

気の利いたことを言いたかったのだが、以前に飲んだ8年物との違いがハッキリとはわからない・・・。
コメントに窮しているとマスターから「熟成が進んだ感じがありますよね」との助け舟が。
うん。確かにそのような気がしなくもない。

二杯目はお店の看板メニューでもあるカクテル、カルーソを注文。
いつものBARでは私しか注文しないカクテルだが、このお店では毎日のように注文があるはず。

私はあまり強い方ではないので、ショートカクテル・スタイルで飲むことは珍しい。
いつもはロックスタイルで頼んでいるのだが・・・
・・・なるほど。甘さが控え目で、キンキンに冷えたこの味わいなら、確かに飲みやすい。
こちらのマスター曰く
「エンリコ・カルーソの歌声は『甘~い』声ではない」
レシピ通りに作ると甘すぎるので、カルーソの名前にそぐわない、ということらしい。
だからあえてスッキリしたカクテルに仕立てているのだそうだ。

こうしたこだわりは尊重したいし、確かに美味しかった。
いつものBARで作ってくれるカルーソは確かに甘いが、ロックスタイルなので私のペースで飲むことができる。
どちらの勝ちとか負けとかじゃなく、良い経験をさせていただいたと感じるべきだろう。
やっぱりいろんなお店を知っておくべきだね。

三杯目はミルトンダフ

私が以前に飲んで感動したという話をしたら奥の棚から出してくれた。1年半ぶりの再会だ。
・・・
当然のごとく素晴らしい味わい。
・・・しかし、やたらと酔うのは3杯目だからだろうか・・・?
と思ってボトルをよく見ると、58.4度の表記が。さすがにこれはキツい。
今回は、初来店で長居をするのも無粋だろうとペースを上げていたので尚更効いた。
口当たりもスキャパに比べると強いので、スイスイ飲むわけにはいかず、チェイサーをガブガフ飲んでしまったよ。


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そして会計。
明細をよく見なかったのだが、料金は普段通っているBARよりお高め。恐らくサービス料が含まれているのだろう。
新宿というお土地柄、これくらいは想定の範疇。
オペラの名曲を聴きながらこの空間でお酒を楽しめるのだから割高感は無い。
ただ、改めていつものBARのありがたみを感じたのも事実だ。

ところで
「BARで明細を凝視するのは粋ではない」という気持ちがあるので、ついつい知らん顔してお金を出してしまうのだが、
次回からも気持ちよく利用するためにはしっかりと見ておくべき、という考え方もあるだろう。悩むところだ。
・・・とは言うものの、もし、「○○というカクテルが1500円なら今度から注文するのをやめよう」と思うことがあるとすれば
それは値段に問題があるのではなく、そのカクテルと縁が無かったということではないのか。
そう考えると、明細を見たり一杯ごとに値段を聞いたりするのは馬鹿馬鹿しい、ということにもなる。
・・・今後も悩み続けることになるのかな。

投稿者 nakimi : 2006年03月05日 14:41

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