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2006年04月05日
中学生でも入会できるクレジットサービス [カテゴリ : Column002 , mobile ]
こうした新しい試みに対して賛否両論分かれるのは当然のこと。
そもそも、紙幣という存在自体が取引を可能にするアイテムなのだから
クレジットがダメなら小遣いをやること自体を禁ずるのが筋、という見方もできる。
・・・しかし、それにしても中学生にクレジットサービスというのはいかがなものか。
少し前、ライブドアの株を持っているというトレーダー小学生が有名に(粉飾事件後は晒し者に)なったが、
あれと同じで「なんか違う」気がする。
なんでもかんでも昔のやり方を押し付けろというわけではない。
しかし、社会には社会の仕組みというものがある。
全ての常識を身に着けてからそれを打ち破るのは素晴らしいことかもしれないが、
何もない状態で逸脱した行動を取ればそれは反社会的行為にほかならない。
つまり、「おサイフケータイは素晴らしい発明だが、それを子供に使わせるのは間違っている」のである。
「今の子供たちは親が思っているよりずっと大人なんですよ」などと
したり顔で話す輩が後を絶たないが、それは違う。
大人びた言動を吐いたり大人びた行動を取る子供たちは
ゲームでいうところの攻略本を読んで先に進んだだけの、薄っぺらい存在なのだ。
そうした子供たちの背伸びを全否定するつもりは無いが、
現実を見誤って子供向けにビジネスを展開するのはどうかと思う。
ここでちょっと視点を変えてみよう。
例えば、ある中学生が「ネットで使えるお金が欲しい」と考えたとする。
でもクレジットカードなんか持ってないから、まずはじめはプロバイダ決済を利用して購入。
当然、購入内容がプロバイダから送られてくる明細に記載されるから、親にバレて怒られる。
ここで「なるほど、プロバイダ引き落としは親にバレるのか」ということを学ぶわけだ。
「じゃあどうしようか」
「この、決済方法のところに書いてあるWebMoneyってなんだろう?」
「どうやらコンビニで買えるらしいぞ」
・・・
なーんてことを学びながら、工夫していくのである。
こうじゃなくっちゃ面白くないだろう。
子供が背伸びしたがるのはごく普通のこと。私もそうだったし、私の親世代もそうだったに違いない。
だが、社会が「その背伸び、我々がお手伝いしましょう」と、環境を整えてしまうのは、「なんか違う」。
銀玉鉄砲で遊んでいた子供に射撃場を貸し与えるようなものだ。
子供の権利というのは、大人と同じことをする権利ではなく、「子供が子供でいられる権利」なんじゃないかな。
投稿者 nakimi : 2006年04月05日 07:41
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