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2006年10月09日

憲法九条を世界遺産に   [カテゴリ : Column003 ]

集英社新書など読む機会も無いだろうと考えていたのだが
思わぬところに出会いがあったものだ。

多くの知識人と呼ばれる人が、中沢新一という人間を批判している。馬鹿にしている。
ただそれだけの理由で彼の本を手に取らなかったのは大きな過ちだったと言わざるを得ない。
(もっとも、作中で吐露されているように何か大きなポカをやらかしたことに批判の原因があるようなのだが)

そして爆笑問題・太田光
彼もまた多くの批判にさらされている一人である。

私は以前から、ダウンタウンの松本人志に対して
「『逆に』を多用するばかりで、人と違うことさえ言っていれば誰かが感銘を受けてくれる。
よくよく読んでみると身も皮も無い・・・つまり、本質的にも表面的にも中身の無いことを言っているだけ」

と、批判してきた。
そのこと自体は覆しようも無い事実なのだが、
太田光に対しても「どうせ松本と同じだろう」くらいの評価しかしていなかったことについては改めざるを得ない。


内容は、ただの政治批判や戦争反対に終わらず
日本と世界の歴史を踏まえた上で、時代時代の思想にどのような意味があったのかしっかりと書かれている。
その上で、憲法九条にどのような存在理由があるのか、も。
正直、「傾倒してるな」と思わせる部分もあったが、全体的に見れば良書だったと言えるだろう。

私が最も興味を惹かれたのが、幕間と題してある項目で桜の狂気について語っている部分だ。
桜が毒を隠し持っているという考え方は実に面白い。
確かに日本人は、桜を見ると狂ったように花見をするしね(苦笑

投稿者 nakimi : 2006年10月09日 22:41

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