« ワタミ語録 | メイン | 3DMark06を試す »
2007年09月07日
ある種の"自己責任論" [カテゴリ : Column004 ]
注意せず、髪の毛つかんで連れ出す 傷害容疑の巡査長
(記事全文はリンク先のほか追記にも保存)
ヒーローから一転。
結局ただの傷害事件だったというお粗末な話になってしまったようだ。
・・・なんか、こう、ね。
追加情報が入ってから、
それ以前の情報に振り回されていた人を「浅はか」などと非難するのは簡単だけど
それじゃ後出しジャンケンみたいなものだし、何より私は「ほら見たことか」が嫌いだ。
だから違う視点を探してみたのだけど・・・
まあ難しい問題ですな。
たかが傷害。されど傷害。でもやっぱりたかが傷害。
『警察官の不祥事』として取り扱うにはそれほど大きなインパクトは無い。
県警の側も、必要以上に情報を提供しようとは思わなかったのだろう。
報じる側も「よくある不祥事」として取り扱ったのだろう。
そこに、マナーに厳しい方々の若者批判が集中してしまった、と。
私も電車内でいきがっている連中にはイライラさせられている。
なぜって、
自分が今、人の力ではどうにも敵わないものに乗って移動している最中なのに、
その事実を忘れて傍若無人に振舞っていることがひどく滑稽に見えるからだ。
でも、だからといって殴ろうとは思わない。
この巡査長が安易な暴力に及んだのは、そこに腕力的・権力的な自信があったからであり、
その二つを培っているものが「警察官である」という事実なわけで・・・
これを「最近は怒る大人がいなくなった」という訓示めいた話題に結びつけるのはちょっと違うかなと思う。
やはりこれは不祥事なのだ。
強いてまとめの言葉を探すなら、
「誰でも情報や意見文を発信できる世の中だからこそ、それは自己責任で行いましょう」
ってところかな。
今回の件に関して言えば
別に県警が情報を隠蔽したわけでも、マスコミが情報操作をしたわけでもなく、
1000件の苦情はあくまで1000人の思想によるもの。
赤面するような結末を迎えたとしても、誰を責めるわけにもいかないのですよ。
投稿者 nakimi : 2007年09月07日 07:54
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.nakimi.com/mt/mt-tb.cgi/1182