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2008年05月06日

危険な権利意識   [カテゴリ : Column004 , MUSIC ]

iPodに「著作権料」上乗せ 文化庁提案へ
(記事全文はリンク先のほか追記にも保存)

ま、正直、iPodなんてのは、他の携帯ミュージックプレーヤーに比べてかなり割高なので、
いまさら数百円値上げしたところで影響は少ないと思うんだけどね。

それより注目したいのは
「お前ら、北京オリンピックまでにダビング10通過させて儲けたいだろ?だったらこの案も呑めや」
という汚らしい駆け引きの部分だ。

以前も何度か話題にしたが、最近はなぜか、
企業側の正義を身にまとって、いかにも自分は正しい権利意識を持っているんですという顔をする人が増えている。
アンタそりゃ一面的な正義だよ、と。
記事のやり取りを見ればそれがよくわかると思う。

そういう「正義さん」がよく使うのが
「権利に対して正しい対価が支払われないと作り手がやる気をなくす」という言葉。
この理屈を思いついた時は飛び上がるほど嬉しかったろうね。
「これで僕の正義に反論する奴を叩きのめしてやることができるぞ!」って。
でも、これって、素晴らしいフリーウェアを製作しておられるクリエイターを馬鹿にしてるよね。
音楽だってそう。「この曲はいくら」ってのは別に作り手が決めた値段じゃないんだもの。
「正しい対価」の基準がそもそもあやふやなのよ。
・・・
・・・ま、この話をするのは二度目なので、
わかってくれる人はわかってくれてるだろうし、反論したい人にとっては十分な準備期間があったろうから
これ以上広げないけどね。

しかしダビング10って、そんな駆け引きの材料になるほどの規格かね。
誰も彼もがDVDに焼いて満足ってわけじゃないでしょう。
CMカットしてDivXにエンコードしているような人にとってはそんなにありがたくないよね。
その程度の機能で「お前ら権利泥棒にも情けをかけてやる」的に上から言われても・・・

投稿者 nakimi : 2008年05月06日 12:54

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