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2008年08月17日
「新型うつ病」について [カテゴリ : Column004 ]
少し前の話になるが
<仕事中はうつ 会社の外では元気 「新型うつ病」大流行の裏側>
というニュースがあり、
Yahoo!版ではコメントの支持点が1万点を超えるという異常事態に発展した。
「遊びは健常、仕事の時は病人」と揶揄する意見もあるようだが、
それより気になったのはこの一文だ。
>自分を責めるのではなく、身近な人間や社会に対して攻撃的な態度になり、
これってまさに、私が3年前に言ったことではないか。
<参考:2005年8月7日「心の病み方について」>
3年前に私が述べたのは、
鬱病には「自分を不幸にする」タイプと「周りを不幸にする」タイプの二種類ある、というもの。
それが医学的にも認められてきたというわけだ。
・・・いや、別に私が医学に先んじていたわけではない。気付いている人もいたはずだ。
しかし、誰もそれを口にすることができなかったのだ。
どうも日本の場合、鬱病に対して過敏になりすぎているというか、
「社会はそれを無条件で受け入れなさい」みたいな風潮がある。
かつて彼らを迫害し、「怠けている」だのと罵った引け目からくるものなのだろう。
もちろん病人なのだから優しく接するべきではあるのだが、
彼らを癒すために誰かが傷つくというようなことはあってはならない。
#本当に「癒し」になるならいくら傷つけられても構わないけど、ただの日常で傷つけられるケースが多いしね。
ただしここで勘違いしてもらいたくないのは、
「周りを不幸にするタイプ」の病み方だったからといって、
その患者さんが「そういう人間」だというわけではない、という点だ。
人間的に問題があるわけではなく、あくまで病気の症状なのだ。
風邪に例えるなら、熱カゼか咳カゼかというような話。
熱っぽいからといってその人が「熱人間」であるわけではないのと同じことだ。
現に、私の友人知人にも、人を傷つける鬱から自分を傷つける鬱に変化した人が何人もいるし、
その変化を足がかりに病気を克服したケースもある。
だから、くれぐれもおかしなレッテルを貼ったりしないようにお願いしたい。
#残念なことに、と言っていいのかどうかわからないが、
#自分を傷つける鬱から他人を傷つける鬱に変化した例もいくつか知っている。
#まあ、これも症状なのだから仕方ないと割り切ってあげるしかないんだよね。
投稿者 nakimi : 2008年08月17日 21:21
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