2008年08月19日
棄権は逃亡なのかどうか [カテゴリ : Column004 ]
オリンピックの棄権報道について
「擁護する奴もいるけど、万全の状態で出てこれなかったことそのものが罪」とか
「国費がかかっている以上は戦犯と罵られても仕方が無い」
みたいな叩き方をしている人を見るにつけ、
「へえ、そんなこと考えもしなかった」と、妙に感心してしまっていた。
世の中ナナメに見るのは慣れているつもりだけど、まだまだいろんな意見があるのだな、と。
・・・で、
そこにきてこの劉翔騒ぎである(苦笑
日本人はどのツラ下げて「中国ネットの闇」を糾弾すればいいのだろうね。
野口叩き土佐叩きが外電で配信されていたら、世界での評価は中国と同レベルってことになっちゃうよ。
・・・と言うか、むしろ中国の方が情状酌量の余地はあるかもしれない。
社会主義国家だからこそ、メダルは厳命、棄権は逃亡、という理屈も通用するのだろう。
増してや今回は開催国だしね。
と、ここまで考察したところで、ちょっと気になる書き込みを見つけたので引用したい。
「劉翔は神ではない」=棄権に理解と支持を-新華社〔五輪・陸上〕
この記事のコメントNo26だ。
26:2008年8月19日 2時7分 16点 私もそう思う 削除/違反報告 劉翔がなぜ嫌われるのか、わかりやすく解説しましょう。 劉翔は4年前のアテネ五輪で金メダルをとった後、 『私はアジア人の代表だ。だがそれには日本人は含まれない』と。 劉翔は自他共に認める嫌日家です。 そんな選手が怪我で棄権しても誰もかわいそうなどと思わないでしょう。 そんなこと思っちゃダメだよという人がいれば、それは日本人ではないか |
内容そのものはかなり本題から逸脱しているが、
これが事実だとすれば劉翔選手を擁護するというのはちょっと難しくなってくる。
もちろん日本人のプライドがそれを許さないということもあるけど、
それとはまた別に、そんな大口を叩くほど「勝者である自分」に自信を持って歩んできたのであれば、
「敗者である自分」もあるがままに受け止めなければいけない。
彼にその覚悟があるのかどうかは定かでないが、周りが必要以上にフォローするのは違うような気もする。
そういった意味では概ね控えめな日本の選手たち。
彼らを擁護するのは別におかしなことではないという見方もできる。
もちろん、盛り上がりを優先して棄権の発表を遅らせたなどという疑惑はあるし、
次点の選手が納得してくれるかどうかまではわからないけどね。
あとは、柔道の威勢のいい彼がいつまでも勝者のままでいられるよう祈るばかりだ(苦笑
-----追記-----
一夜明けてもう一度上の記事を確認に行くと、
引用したコメントがいつの間にか2000点を獲得し、2番目に支持されていた。
昨夜の段階では16点。コメント欄の2ページ目まで読みに行かないと出てこなかったのに・・・
私もそのコメントにショックを受けた一人なので、あまりあれこれ言いたくはないのだが、
このまま票を伸ばして1位に支持されたりするとちょっとおかしなことになるような気がする。
そもそも記事の主旨からはかなり離れたもの。本文には日本のことなど一行も出てこないのだから。
関連が薄い話題でも強引に引っ張ってきて、いつの間にか「嫌いな国を叩く材料」にしてしまう・・・
それって、どこかの国がやってることに似てませんかね。
ま、ほどほどにしておきましょうや。
投稿者 nakimi : 2008年08月19日 02:22
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