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2009年04月19日

ゲーム脳を考える   [カテゴリ : Column004 ]

ひところ、「ゲーム脳」なる言葉が流行した。
人によって捉え方は様々で、どれが正しい解釈なのかはわからないが、
悪い意味で使われることの方が多かったように記憶している。
「ゲームばかりやっているからこんなこともわからないのだ」と。

私もゲームは好きなので、世間の風潮としてそのようなムーブメントを起こされては反発したくなるが、
ひとつひとつの事例については理解できるものがある。

たとえば、議論や言い合いになったとき、
相手の意見を理解しようとせず、とにかくその相手の欠点やミスを探そうとする人間
こういったタイプは戦略ゲームのプレイヤーに多い。
広い意味で言えばどのゲームも戦略を駆使せねばならないわけだが、
この場合は、いわゆる国取りゲームがこれに該当する。

国取りゲームは適時に適当な判断をして敵を追い詰めていくと同時に、自分の陣地を守らねばならない。
たいへん高度な戦略性が要求される。
それはそれで頭の運動になるだろうから、一概に「戦略ゲーム脳」が悪いとは言い切れない。
ただ、常に眼前の相手を「敵か味方か」で判断し、敵だとなったら相手の欠点しか見えなくなるのは困ったところ。
ゲームなら相手は確実に敵なのだからとにかく追い詰めればそれでいいが、
現実の人間関係というのはもっと複雑にできているものだ。

さらに付け加えるなら、主人公属性がつきやすいというのもあるかな。
一見、RPG脳の方が「僕は勇者だ」と、のめりこみそうなイメージだが、
歴史上の人物に自分を重ねることで、「自分は主人公」「自分の行動は正義」という勘違いに陥りやすい。

・・・。
これではまったく議論にならない。日本語が通じないといった印象さえ受ける。
この部分は「戦略ゲーム脳」の欠点として認識しなければいけない。
よく、伊集院光氏が、歴史マニアの桐畑トールに対して苦言を呈するが、
そこにもこの「戦略ゲーム脳」の影響があるのではないだろうか。
#そういえば「伊集院光のばんぐみ」が「伊集院光のしんばんぐみ」として再開したね。
#あの番組は当たり外れが大きい。とりあえずオーディション企画はスルーの方向で。

こうやって考えてみると、
ゲームが性格や考え方を左右するという理論はあながち間違っていないのかもしれない。
とは言えさすがに「GTAやってるから犯罪者になる」みたいなのは極論だと思うけどね。
血液型別性格占いよりは性格の傾向が見えますよ、くらいの信頼度かな。

投稿者 nakimi : 2009年04月19日 17:00

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