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2009年08月19日

「釣れる」と「安全」は相反する   [カテゴリ : Column005 ]

禁止区域で釣り、横行 横浜港周辺、すでに57人摘発
(記事全文はリンク先のほか追記にも保存)

立ち入り禁止区域に釣り人が侵入し、たいへんに危険、という記事。

>釣り愛好団体は「一部の行為が楽しい釣りのイメージを台無しにする」と頭を悩ませている。
と、あるが、実際のところはどうなのだろうか。

ラズウェル細木著「魚心あれば食べ心」の中に
つりコミック編集長・平田弘次氏のコラムがある。

平田氏は、立場上、危険な場所での釣りを推奨できないとしながらも、
・立ち入り禁止場所が釣れるのも事実
・その場所を整備したら人が詰めかけ釣れなくなり、結局釣り人はそこへ行かなくなる
・「釣れる」と「安全」は相反する

と、述べている。

整備されればいずれその場所に行かなくなる、ということはつまり、
立ち入り禁止だからこそ行く、ということである。
摘発されたからといって、竿を振り回して権利を主張したりしないのは、元々悪いことだとわかっているから。
その代わり悪びれない。
>「入っちゃいけないのは知っていたが、よく釣れるので入った」

これが釣り人の総意であり習性であるとするならば、
釣り愛好団体の出したコメントこそが「一部の」マイノリティということになるのではないか。
・・・というか、マスコミ用に出したタテマエという可能性が大だろう。

平田氏は、あくまで個人の意見であると前置きした上で、
「釣りとは魚の命を弄ぶ遊びなのだから、人間だけ安全な場所にいていいわけがない」
と、言葉を結んでいる。
実に筋が通ったカッコいい発言だ。
しかし、救助やらなんやらを考えると、やはり「遊び」で危険に飛び込むのは自重していただきたいところ。
今回の記事によれば子供にも悪影響を与えているようだ。
釣り人もさすがに自分の身勝手で子供が危険に遭うと聞けば寝覚めも悪かろう。

私は釣り人ではないので彼らの気持ちを慮ることなどできそうもないが、
お盆は水場に近寄るなと言うくらいだから、この季節はなにかと危険が伴うはず。
せめて水難事故だけは起こさないよう、気をつけてもらいたい。

投稿者 nakimi : 2009年08月19日 18:18

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