2007年04月19日

コウハイノツトメ   [ Column003 ]

目上の人が不機嫌なときは、あえて自分も不機嫌なフリをして乱暴な振る舞いを見せ、
悪役を演じることで場の空気を変えるという方法が効果的。
明らかに相手に非がある場合でも、謝らせずに逆ギレさせるのもテクニック。

・・・ま、めっちゃストレス溜まりますけどね。
我ながら損な役回りだなぁ、と。

これで後日、「あの日のお前の態度はなんだ!」とか言われたら掴みかかっちゃうかもしれませんが(苦笑

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えらい八つ当たりもあったもんで・・・   [ Column003 ]

「日本人が犯人」に反発 銃乱射で日韓「掲示板バトル」
(記事全文はリンク先のほか追記にも保存)

記事の内容はリンク先を参照してもらうとして、注目したいのはコメント欄か。
さすがに怒りを抑えきれないという書き込みが続いている。
中にはかなり痛烈な指摘もある。



どこの国にも馬鹿はいる。
いちいち反応していたら身が持たない。
増してやこんなことで、韓国という国そのものを嫌いになるなんて馬鹿げている。
・・・
・・・とは言え、こんな動画を見せられると心穏やかにはいられないね。

発言した男だけが馬鹿なんですよ、では済まされないだろう。
隣の女も、客席の連中も大喜びで拍手している。
つまり、そういうジョークが受け入れられる国だ、ということだ。
それが、ジョークの質を問題にすべきなのか、民族の質を問題にすべきなのかは・・・わからないけど、ね。

投稿者 nakimi : 20:14 | コメント (0) | トラックバック

2007年04月12日

クニのホンネ?   [ Column003 ]

「笑っていいとも」に、少子化対策でおなじみの猪口邦子氏が登場していた。
話題はもちろんそちらの方へ。

タモリが「せっかく町内会があるんだから、町営の育児所を作ってはどうか」とのアイディアを出すと、
猪口氏はそれに乗り、「昔は三世代同居が当たり前だったが、これからは地域の三世代をうまく機能させよう」
というようなことを語りだす。

・・・

タモリが本気で提案したのかどうか、猪口氏が心から賛同したのかどうか、それはわからない。
わからない、が、これらの意見は少子化問題を解決しようとする上ではまったく役に立たないだろう。

私がこれまで何度も指摘したように、日本の社会は「ムラ」を失ってしまった。
ムラをなくしてしまったから「クニ」がなんとかするしかないのに、
その「クニ」の中心にいた人物が、
「なるほど、ムラ(町内会)にまかせましょう」なんて安易な発言をするのはいかがなものだろう。

ムラを潰すだけ潰して、様々な物をクニが吸い上げて、
困った時は地域に押し付けましょう、では、あまりに無責任ではないか。
本気で明日の日本を憂いたくなるよ・・・。


明日の「いいとも」は小池百合子サマだそうですよ。やれやれ。


<参考エントリ:2005年8月8日「最重要課題は少子化対策」

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2007年04月10日

アヒルと鴨のコインロッカー   [ Column003 ]

河北新報の夕刊、「河北抄」欄で
「アヒルと鴨のコインロッカー」を取り上げていた。
<4月10日 河北抄>

>東京で撮った映画を「東京発」と形容しないように、
>この作品はことさら地域性を押し立てる必要のない「日本の映画」だと思う。

私はこの映画をまだ見ていないので、「同感」としてしまうには語弊があるが、
思うところは同じである。

オール仙台ロケがウリだが、それ以外の情報がさっぱり入ってこないこの映画。
いくらアクセス鉄道だ国際化だと騒いでも、
「おらが村が映画になった」と騒いでいるようでは田舎扱いされても仕方の無いところ。
地元民として恥ずかしい。

私はこれまで何度も、ベガルタ仙台や楽天イーグルスに対する提灯報道に疑問を投げかけてきたが、
あちらはタテマエとは言え「県民の心を一つに」という大義名分がある。
(とは言え踏み絵を強制するような地元応援はウンザリだが)
しかし、映画のロケ地が仙台というだけで騒ぐのはさすがに虚しすぎる。
"県威"発揚もいいが、もっと広い視点で物事を見ることができるようになってもらいたい。

メディアもどうせならもっと伝統的なものに目を向けさせればいいのに・・・
地元地元と騒ぐ割には、目新しくて目立つものしか見せてくれないんだよな。

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2007年04月02日

名は体を表す?   [ Column003 ]

のぞみさん、ひかりさんが入社 JR東海
(記事全文はリンク先のほか追記にも保存)


殺伐としたニュースが多い中、珍しくいい話。

名前ってやっぱり大事なんだなと感じた。
そりゃあ、自分の名前と同じ新幹線が走っていたら興味を持つものね。
・・・ま、それが原因でからかわれることもあったかもしれないけど。

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2007年03月20日

東池袋大勝軒閉店   [ Column003 ]

大勝軒 つけ麺発祥の店、46年の歴史に幕 東京・東池袋

残念ながら板橋の店にしか行ったことがないが、名店であったことは疑いようが無い。

この記事、気になったのはインタビュー部分。
>代休を取って駆けつけた会社員、斉藤一敏さん(42)は
「開店前に店の中に入れてもらってビールを飲んで待っていたのが懐かしい。本当に残念です」

・・・
取材されて浮かれちゃったその気持ちはわからないでもないけど、
このとき、このタイミングで、自分の"常連エピソード"を語る神経はわからないなぁ・・・
「俺はここに並んでる奴らとは別格なんだぜ」ってことですか?


この場面しか思い浮かばないんですけど・・・

投稿者 nakimi : 23:41 | コメント (0) | トラックバック

2007年03月16日

コラム的個人用メモ   [ Column003 ]

今度、ある人に対して言わなきゃいけない言葉。
忘れないうちにここにメモしておこう。


「受け入れる準備ができていないのに使う『どうして?』は、相手に反論するための武器でしかない」
「本当に相手の気持ちを自分の中に取り入れるつもりなら、不用意に『なんで』『どうして』と、言わないことだ」

投稿者 nakimi : 22:22 | コメント (0) | トラックバック

2007年03月15日

人生訓いろいろ   [ Column003 ]

「自分自身が負けを認めるまでは負けてないんだよ」
って、なんとなくいい言葉に聞こえるけど、
単に自分のことを客観視できてない人って意味にも取れるよね。

もちろん、客観視することが必ずしも良い結果を残すとは限らないけど・・・

投稿者 nakimi : 23:41 | コメント (0) | トラックバック

2007年02月21日

マック事件は関係ない   [ Column003 , tabako ]

「95億円は高い!」米たばこ訴訟、連邦最高裁が破棄
(記事全文はリンク先のほか追記にも保存)

こういった話が出てくると
必ず、「アメリカの裁判だからな」とか「さすが訴訟大国w」などと鼻で笑って
ニュースの本質から目をそらす連中が出てくる。
その最たる原因はこれだろう。
<マクドナルド・コーヒー事件>

しかし、よく読んでもらえばわかるように、この事件は
多くの日本人が思っている「コーヒーでヤケドしただけで何億円ももらった」というものではない。
過去に同様の事故が多かったにも関わらず、なんの対処もしてこなかったマクドナルドに対して
企業責任が求められたという判決なのだ。

これをして「アメリカの裁判プププw」などと笑えるだろうか?


話をたばこ訴訟に戻すが、
確かに日本人の感覚からするとやりすぎの感はある。
ただ、それはこの訴訟の行き過ぎについて話し合うべきであって「マック事件」を持ち出すべきではない。
特に、タバコの害から目をそらそうとしている連中はよく「マック事件」を持ち出すようだが
それは何の解決にも結びつかない愚論だということを認識すべきだろう。

投稿者 nakimi : 11:11 | コメント (0) | トラックバック

2007年02月20日

愛すべき若者よ   [ Column003 ]

自分の行動を見直せば改善できることなのに
それを他人のせいにして勝手にムカついていること、ありませんか。

あと10分早起きして電車に乗れば間に合ったのに
駅で肩がぶつかった相手のせいにして、自分を正当化したことはありませんか。

自分だけが大変なのだと勘違いして
人からの指摘に逆ギレしたことはありませんか。


自分の経験に自信を持つ前に
他人の経験を尊重しなさい。

誰よりも大事な自分の人生なのだから
他人を否定するよりもまず先に自分自身を見直しなさい。

誰よりも大事な自分の人生なのだから
経験という過去に縛られずにすべての出会いを受け入れなさい。


人生は
思ったよりも短い。

投稿者 nakimi : 09:14 | コメント (0) | トラックバック

2007年02月17日

日テレ報道どこへ行く   [ Column003 ]

約束破り日テレ反省の色なし 「不適切取材映像」再び放送
(記事全文はリンク先のほか追記にも保存)

現地で起こした問題は「撮ったモン勝ち」の行為。
もちろん許されることではないが、そこは「行き過ぎた取材」ということで謝罪すれば済む話だった。
しかしそれを放送してしまったからには「現地取材班だけが行き過ぎた」という言い訳は通用しない。
報道局全体が腐っていると見られても仕方の無いところだ。

「スクープとはそういうもの」という意見もあるようだが
政治・社会問題にメスを入れるための勇み足が許されることはあっても
人の権利を侵害するような勇み足は許されない。
・・・
確かに、今回の件だけを見れば「極めて悪質な人権侵害」とは言えない。
しかし、「病院側が何を言おうと撮ったモン勝ち、流したモン勝ち」という姿勢には恐怖をおぼえる。
今後も"報道"を名乗るのであれば、ぜひ考え直してもらいたいところだ。

そう言えば今年1月の「バンキシャ!」で、
「ダイアナ妃の一件でパパラッチを引退して写真館を開いた老人が、再びパパラッチに返り咲こうとしている」
という問題に触れていたことがあったが
このままでは日テレのやっていることもパパラッチと変わらない。
"現場の正義"をもう一度見直す必要があるのではないだろうか。


--------------------------------------------------
今回の件でJ-CASTを見ていたらたまたま見つけたヨコザワさんのコラム
「爆笑問題、お笑いから逃げちゃダメだ!」

その熱い思い、ぜひ片岡画伯にも伝えてあげてください。

投稿者 nakimi : 13:33 | コメント (0) | トラックバック

2007年02月15日

「1ch」の歴史   [ Column003 ]

「バーチャルネットアイドル・ちゆ12歳」
バレンタイン(誕生日?)企画「ちゆ18歳」として更新されていた。
その内容が「教科書には載らない「1ch」の歴史」

やや一方的な気はするものの、その当時に問題視されていた部分がほぼすべて出揃っている。
興味のある方は一読を。

私は元々2ちゃんねるを見ないので
アスキー社が一時出していた(ダカーポくらいの大きさの)雑誌で行われた座談会くらいしか読んだことが無かった。
今回の記事は事の経緯を知る上でたいへん役に立つだろう(所詮は過去のことだけど)。


ところで、記事内・・・というか"富士見いおた"なる人物の発言に
「レゾン・デートル」という言葉がある。
これ、なぜか私の頭に深くインプットされているらしい。
最近人気のLeah Dizonというグラビアアイドルがはじめて出てきたとき、
なぜか「レゾンデートル」と読んでしまった。
スペル(raison d'etre)なんか全然違うのに・・・

投稿者 nakimi : 14:14 | コメント (0) | トラックバック

2007年02月14日

人生は難しい   [ Column003 ]

「自分の感情論を、さも理論であるかのように正当化してくる人間が多くて困る」
と、ぼやいたら
「世の中、君ほど理屈で身を固めて動いてる奴らばかりじゃないさ」
と、諭された。
ま、わかっちゃいるけど、そんなもんだよね。
でも、そういう連中に限って、「自分(だけ)は深いところまで考えている」とか勘違いしているから厄介なんだよね。


先日の、ゲームセンターCXがあわや打ち切りか?という件について
「このご時世だと、ちょっとした事で訴えてやる!って言われちゃうし気を付けないとね。」
という内容のメールが友人から届いた。
それに対して
「でも君、『あるある』が打ち切りになった時はケラっケラ笑ってたじゃない」
と、返したら、痛いところを突いてしまったらしく、ガックリと話のトーンが落ちてしまった。

気持ちはわかるけど、
お気に入りの番組だと「ちょっとした事」で、そうでないものは「ザマーミロ」では、あまりに不公平だろう。
もういい大人なんだから、感情のコントロールとか社会的体裁とか、そういうものも考えてくれないとね。

投稿者 nakimi : 17:41 | コメント (0) | トラックバック

2007年02月03日

外務大臣会見記録より   [ Column003 , YouTube ]

外務大臣会見記録(平成19年2月)


善悪 功罪 政治思想、全部抜きにして、ストレートな感想。

麻生大臣、カッコええわぁ



追記:
関係ないけどこんな記事も
日本の漫画を世界発信 麻生外相主導、アニメ大使任命も

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2007年02月02日

いじめた生徒が自殺   [ Column003 ]

中2男子が飛び降り自殺=部活で疎外、いじめ受ける-千葉
(記事全文はリンク先のほか追記にも保存)

いじめられていた生徒が別のいじめに関わり、挙句に自殺という、なんとも救いのない事件だ。

少々乱暴な物言いになるが・・・
この生徒は、自らがいじめられた経験の中で
「いじめる側は安全圏なんだ」と、おかしな誤解をしてしまったのだろう。
だからこそ、いじめを咎められたことが大きなショックとなって跳ね返ってきたに違いない。

昨今は、「勝ち組」だの「負け組」だのと、いたずらに勝ち負けを煽る傾向にあるようだが
人間関係には勝ちも負けも無い。
「あっちのグループに入ったらなにもかもうまくいく」なんてウマい話があるわけがないのだ。

「明日は我が身なのだからいじめるな」という人もいるが
それではいじめる側が有利だとお墨付きを与えているようなもの。
「いじめる側は勝ち組などではないのだ」ということをもっと周知するべきだろう。


悪影響と言えばヤンキー先生なる連中(最近また増えたらしい)もどうかと思うね。
「俺は弱い者いじめだけはしなかった」なんて嘘に決まってるじゃん。

投稿者 nakimi : 21:21 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月29日

アンバーシャダイ逝く   [ Column003 ]

名馬アンバーシャダイ、30歳で大往生

自分より年上の馬がまた一頭・・・


記事には「大往生」とあるけど、
死因が骨折ということは、つまり・・・


ご冥福をお祈りします。

投稿者 nakimi : 22:22 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月20日

20世紀少年、01-22   [ Column003 ]

18日放送の、NHK 「プロフェッショナル 仕事の流儀」に浦沢直樹氏が出演していた。
それを見て感じたことはたくさんあるが、
その感想はとりあえず置くとして、ともかく「20世紀少年」を読んでみることにした。



なるほど・・・

いや、実に面白い。
面白い、が------

 番組の中で、浦澤氏の体調不良から連載を中断したことに対して
 「裏切り」などという声が寄せられた、というエピソードが紹介されていた。
 また、浦沢氏自信のコメントとして、
 「推理モノにした覚えはないのだが、読者が主要登場人物の正体ばかりを気にかける」
 という憂いが紹介されていた。

------そこまでのモノだろうか、という疑問は残った。

いや、単純に傑作だとは思うのだが、
「考えさせられる」とかそういうファクターは一切無い。実にわかりやすい一本道なのだ。
浦沢氏自身が言うように、この作品は推理の要素を過分に含んでいるわけでもないし、
なんらかの人生訓を与えてくれるわけでもない。
ただ「面白い」というだけの作品なのだ。

だからどうだとケチをつけているわけではない。
漫画にとって一番大事なのは「面白い」ということなのだから。
・・・
読者が「裏切り」だと罵ったり、作品に対して「誤解」を抱くような・・・
そうした難解な作品であるという感想は持たなかった。
それだけのことだ。

先が気になるという意味では「ハンター×ハンター」の方がよっぽど気になるし、
難解だと言うならもっと難解な作品がいくらでもある。
この「20世紀少年」が持つエネルギーは、そうしたものとは異質であるように感じた。
それが何であるか、一読しただけでは言葉に表すことは難しい。
ただ、少なくとも、
「この作品は僕たちに○○というメッセージを与えようとしてるんだよね~」などと"したり顔"で語ったり、
「人生の指針にすべき名作」などとカビの生えたようなポップを乗せて評論したり、
そうした、言わば「読者の自己顕示欲」の犠牲にしてはいけない作品だと感じた。


作中、主人公が (「僕の説では主人公はケンヂじゃないんですよね」なんてご高説は無用だ)
「正義の味方になるのはカンタンだ。悪になる方がよっぽど難しい」
と言いながら敵に詰め寄る衝撃的な場面がある。
それとおんなじことなんだ。
「この作品は難解だ」と言うのはカンタンなこと。
ネットで
「お前ら凡人はついて来れないだろうけど、俺はここまで深読みできるんだぜ」
なんて吠えても軽蔑の対象になるだけ。
それが、この、「20世紀少年」なのである。


・・・しかし、こうなってくると「オトナ帝国の逆襲」は・・・?

投稿者 nakimi : 22:22 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月13日

"和風弁当"の罠   [ Column003 ]

朝日新聞のオピニオンに桂歌丸師匠がコメントを寄せておられた。

最後の
>漫才はぶつ切りの笑いを連続するだけで、
>最後のせりふは必ず「もうええわ」でしょ。コミュニケーションを断ち切ってしまう。
>議論の必要なし。問答無用。こういう笑いに浸り続けるのは、考えてみると、危険なことじゃないですかねえ。

という言葉には実に深い意味がある。

ここで「落語だって○○じゃねえか」と反論するのはただのお子ちゃま。
大事なのは、この指摘を受けて何を考えることができるかだ。

歌丸師匠が言っているのは「漫才のスタイルはけしからん」ということではなく、あくまで受け手の姿勢を問うもの。
単発笑いの連続やあるあるネタ、「逆にアレやん」の繰り返し・・・
そんな笑いばかり吸収していると、考え方が狭まってしまうよ、との警告だ。
脂っこいジャンク・フードばかり食べず、たまには和食を摂りなさい、と。そういうことだろう。

とは言うものの、落語だってテレビで見ていちゃコミュニケーションもへったくれもない。
和食のつもりで、つくねのかわりにハンバーグが入った"和風弁当"を食べたようなものだ。
ジャンク・フードよりはいいかもしれないが、それで健康になったと勘違いしてはかえって危険というもの。
やはり、しみじみとした伝統芸に触れるためには寄席に足を運ぶしかないんだろうね。

漫才は漫才で、テレビ用に練り上げた結果、今のスタイルに落ち着いたということなのだろう。
どちらがいい悪いではなく、バランスよく吸収しないと偏った考え方の人間になってしまうということか。
思考の画一化はまさにいじめの第一歩。
歌丸師匠も軽く触れておられたが、いじめ問題は年々深刻化している。
それを少しでも改善するためには、偏りの無い考え方を育む必要がある。
上の例えで言えば、ジャンク・フードから和食に替えていくようにしなくてはいけない。


人間関係における"和風弁当"とは、
言ってみれば、一部のグループや先生の前だけでいい子にしているようなもの。
校舎のガラスを割ってまわるような"ジャンク・フード"よりはマシだが、決して健全ではない。
むしろ、「自分は健康食を摂っている」と勘違いしている分、後々に残す歪みは大きい。
やはり、"和風弁当"ではなく、きちんとした"和食"を摂るようにしなくてはいけないのだ。

・・・簡単なことじゃないけどね・・・

投稿者 nakimi : 18:00 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月10日

殴った手   [ Column003 ]

「殴られた顔よりも殴った手の方が痛い」
なんてことをよく言うが、どう考えたって殴られた側のほうが痛い。
ただ、それでも、殴った手もそれなりに痛いということは事実だ。
・・・
しかも、殴られた側は
母親に薬を塗ってもらったり、彼女彼氏に包帯を巻いてもらうことで癒されるが
殴った側を癒してくれるものなど無い。
この違いは大きい。


年が明けて10日。
首をやられたり大事なキカイを壊したりと色々イヤなことがあったが
眠れないほど不愉快になることはなかった。(痛くて眠れないことはあったけど)
しかし、人に説教をするというのは、かなりのストレスを溜めるようだ。
イライラして眠れやしない。
おかげで、伸ばしていた爪を1センチ以上も噛み切ってしまったよ。


私は、理屈に合わないことは言わない人間だ。
相手もある程度はそのことをわかってくれている。
だが、だからといって、それがストレートに伝わるわけではないから難しい。
私の言葉に理があったからといって、
それは、「相手の言い分より私の言い分の方が正しい」という客観的事実を引き出しただけのことで
問題が解決したわけではないのだ。

もちろん、問題解決に直接結びつかないからといって、説教が無駄になるわけではない。
次にまた同じような問題が起きたときに教訓として活かしてくれればそれでいい。
・・・活かしてくれれば、ね。
薬を塗ったり包帯を巻いたりされると元の木阿弥なんだよね。
謝意もなさそうだしなぁ・・・

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2007年01月03日

篠岡家円満のヒケツ   [ Column003 , Radio ]

今回は久々にラジオネタ。


伊集院光氏は奥様との相性を語る際に必ず
「夫婦は、趣味や性格が離れている方がいい」と言う。

一見、天邪鬼な発言にも聞こえるが、これが案外、理にかなっているように思う。

氏の説をかいつまんで言うと、
趣味が近ければ近いほど、微細な部分での衝突が起きやすく、
そうした衝突が大きな亀裂につながりかねない、ということらしい。

確かに、
趣味に大きなウエイトを置いた二人だとそこにアイデンティティが生じやすく、
一部を否定されると全てを否定されたような気持ちになるのかもしれない。
・・・
コアな趣味を認め合える仲は素晴らしいが、同時に脆くもある、ということかな。
特に今はmixiなんかで同好の士が集まりやすい時代だから余計にそういったことも多いのでは。

・・・とは言え、
いくら揉め事が起きなくとも、互いに無関心では悲しい。
「音楽が好き」
「本が好き」

といった、ざっくりとした共通項は欲しいところだ。


性格についても同様で、
伊集院氏は理詰めで論破しようとするタイプだが、
奥様は「だって、イヤなものはイヤだもん!」と譲らないらしい。
二人が仲良くするコツは、
「とりあえず0時になったら伊集院氏が謝ること」
どんなに正しい理屈だと思っても、次の日にケンカを持ち越さないのが夫婦円満の秘訣なのだとか。

・・・なるほど。
婿養子のカガミですな(苦笑

投稿者 nakimi : 01:41 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月01日

今年の初売りは・・・   [ Column003 ]

仙台の"お買い初め"で毎年問題になるのが「二日の伝統」だ。

仙台初売りは正月二日からという厳然たる伝統が存在する。
これに対し
「黙ってたって売れるんだから元日から売らない手はないだろ、客の懐だって無尽蔵じゃねえんだ」
と、元日初売りを強行する大型店。
このせめぎ合いが毎年行われているのである。

今年はコジマが面白い試みをしているようだ。
「元日から初売り。仙台市内は二日から」というCMが流れている。
これはいい。
ヨドバシあたりが言う「これは新春セールであって初売りではない。だから伝統には抵触しないのだ」
なんて言い訳よりもよっぽどスッキリしていると思うのは私だけだろうか。

もしかしたら去年も同じ体制を取っていたのかもしれないが、
だとしても今年はより目立つ形でアピールしているはずだ。
商工会との兼ね合いと言えば聞こえは悪いが、伝統を守るために工夫するという姿勢には好感が持てる。
ただでさえヤマダ電機に追い抜かれたのなんのと言われているのにこの余裕。
やはり商売が長いだけあって、客というものをわかっている。


--------------------------------------------------
伝統と言えば、年末のニュースや新聞で、秋田のなまはげがやたらと取り上げられていた。
去年はイヤな事件が多かったからそれを吹き飛ばそうという意図があるのだろう。
ただ・・・それを見て思ってしまったのだが・・・・・・
幼少期、なまはげに襲われた記憶が、秋田の自殺率を高めているという考え方はできないだろうか。
助けてくれるはずの親がそれを放棄し、自分が鬼に襲われる恐怖。
埋め込まれたその潜在意識がいつしか「あきらめ」へと変容し、結果的に自殺者を増やしているのではないか。

・・・いや、
もちろんこんなものはただの思いつきだ。自信のある説ではない。が・・・

投稿者 nakimi : 19:19 | コメント (0) | トラックバック

2006年12月31日

シドニー違い   [ Column003 ]

痛くて眠れないからニュースでもいぢろう。

予約ミスのドイツ人男性、夏のはずが冬の「シドニー」行き

「シドニー違い」で思い出したのだが、
今年の夏、Google Earthで「シドニー」と検索したところ、瀬戸大橋の近くがヒットしたことがあった。
「いや、そりゃ四国とオーストラリアは似てるけど・・・」と画面に突っ込んだ記憶がある。
あれはいったいなんだったんだろう???

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2006年12月27日

御茶ノ水駅をバリアフリーに   [ Column003 ]

<御茶ノ水駅>大学病院集中…バリアフリー対策で署名活動
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私も5年前にこの苦しみを味わった。
秋葉原で足首を骨折し、万世橋警察署で救急車を呼んでもらったところ
連れて行かれたのが聖橋のそばにある病院だった。

松葉杖をつきながら御茶ノ水駅までたどり着くのも大変なのに、
そこからさらにひと苦労という地獄の日々。
ついでに言うとあのあたりは坂道も多く、病人にとっては決して楽な場所ではない。
せめて駅の昇降だけでも・・・と、懇願する人がいるのも頷ける環境だ。

もちろんすべからくバリアフリー化すべきだとは思うのだが、
JRばかりを責めても仕方ないような気もする。
「病院の町」であることを地域が強く意識する必要があるのではないか。

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2006年12月24日

楽天、本業でも失態   [ Column003 ]

楽天のレビューが炎上している。

機動戦士ガンダムのDVDーBOXを注文したら箱に直接伝票を貼り付けて発送された
という被害報告が続々届いているようだ。

それだけなら「マニアは箱にまでこだわるのか」と冷笑する人もいるだろうが、
発送をより簡略にするため、伝票などをこの箱に押し込んだというのだから驚きだ。
つまり、届く前に開封されてしまったわけだ。

しかも、外箱は傷だらけで角も潰れているとか・・・

ホント、楽天は時々かばいようがなくなるほど致命的なことをやらかすね。

投稿者 nakimi : 19:18 | コメント (0) | トラックバック

携帯電話CMに「いじめ助長」の抗議相次ぐ   [ Column003 , PC002 ]

<ソフトバンク>携帯電話CMに「いじめ助長」の抗議相次ぐ
(記事全文はリンク先のほか追記にも保存)

病んでるね。
いや、誰がって、社会がさ。
一度叩かれたものならもう一度叩いてもよいという風潮。
極めて危険な感覚だと思う。

確かにソフトバンクは0円広告で失態を晒し、MNPでは機器トラブルに見舞われた。
その点については厳しく追求し、改善を促すべきだ。
しかし、だ。
今回のこのCMを見て「いじめを助長するぞコノヤロー」というのはいくらなんでも・・・という気がする。

いや、もちろん反発を買うCMだと思うし、メリットのみを伝えようとする姿勢は糾弾されても仕方の無いところ。
だが、そこからいじめを連想するというのはちょっと強引が過ぎる。
これはどう見ても「ソフトバンクがまたやらかしたから叩いてやろう」という、歪んだ義憤を原動力とした批判だろう。

この歪んだ義憤は、昨年の「勝ち馬に乗る」風潮とよく似ている。
ラストランを前に思い出すのもなんだが
自信を失った日本人が、何も考えずにディープインパクトやら小泉やらの勝ち馬に乗っていた去年。
あの火種がまだくすぶっていたということか。


まぁ、くだけた言い方をするならば、
契約者数No.1でもなければMNPの勝者でもないソフトバンク。
マイノリティーとまでは言わないが、「持っていないといじめられる」というのはこじつけが過ぎるだろう(苦笑
現実問題、もっと他に「持っていないといじめられる」アイテムがあるからこそ、
今日は全国のお父さんがおもちゃ屋さんを巡っているわけで・・・

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カラオケ「パセラ」の迅速な対応   [ Column003 ]

芸能人の悪口で炎上 でも、「迅速鎮火」できた理由
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私も何度か利用したことのあるカラオケ店「パセラ」の店員が
mixiで不確かな発言をしたため解雇されていたようだ。

騒動の内容は記事本文に譲るが、
この「パセラ」は実によく行き届いた店であることをここに強調したい。

ヒトカラ(一人カラオケ)への対応や禁煙ルームの常設など、かゆいところに手が届く。
多数の通信カラオケを混在させているので、無い曲は無いというくらいに充実しているのも嬉しい。
(まさかアボジー&ペリジーの月世界旅行を歌えるとは思わなかった)
激戦区新宿でさえ一切呼び込みをしないというスタイルは、サービスの充実という自信に裏付けされたものなのだ。
今回の騒動にも関係している公式掲示板のやりとりも非常に暖かい。
・・・それだけに、事後とは言えこのようなことが起きたことを知り、とても残念だ。


・・・こんなこと書いてたらカラオケに行きたくてウズウズしてきたけど
クリスマスイブにヒトカラじゃいくらなんでも寂しすぎるな(苦笑

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2006年12月22日

馬+撫子=うまなで   [ Column003 ]

安田美沙子:「うまッチ」後番組で司会
(記事全文はリンク先のほか追記にも保存)

フジテレビも懲りてないというかなんというか・・・

「女性だらけの硬派な競馬番組」とか言いながら
テコ入れを繰り返し続けて消え去った「あしたのG」の悪夢を忘れたわけでもあるまいに。

まあ、元々この枠はJRAの宣伝番組なのだから、視聴率よりJRAのご意向窺いが重要なのだ。
いかに馬券を売るかという商売なのだから、視聴率に一喜一憂して番組に干渉することはないだろう。
・・・
視聴率を気にしないで済むのに、なぜ頻繁に番組が差し替わるのかと言えば、
3年・5年という長いスパンでの収支をつけるような番組をやられるとJRAが困るからだ。
客にはいつまでも馬鹿であってもらわねばならない。
まちがっても5年単位で集計をつけ、家計簿に載せたりされるわけにはいかないのである。
そういった意味では、2年で打ち切りというのはギリギリのライン。
2007年からはまた新しい気持ちでお金を落としてもらわないといけない、だから番組も一新しようというわけだ。

とは言え、今回の改編は、深夜番組であるということを考えれば無難な路線変更とも言えるだろう。
若いアイドルが競馬を学んでいくという筋書きは新規のファンを掴むのにちょうどいい。
「硬派」だとか耳障りの良い言葉でごまかしていない分、まだ好感が持てる。


個人的には名場面のプレイバックを復活させて欲しい。
うまなりクンやあしたのGでは、雰囲気のあるBGMに乗せて感動系の映像を流すコーナーがあった。
やっぱり競馬番組にはああいう楽しみがなくちゃいけないよ。


・・・しかし藤田もなんでまた年末の大事な時期に暴れちゃうかねぇ・・・

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2006年12月18日

カキの安全性は?   [ Column003 ]

ノロウイルスとばっちりでカキ急落
(記事全文はリンク先のほか追記にも保存)

カキの毒性については9月にも考察しているが、改めて考えさせられるニュースだ。

実は、11月の後半に、
「今年の生ガキはノロウイルスの危険があるので食べない方がいい」
という指摘を受けている。
又聞きだが、元は内科のお医者さんの言葉らしい。

お医者さんと言えば、海洋生物の専門家ではなくともウイルスについては一家言ある職業のはず。
そんな人が患者へのアドバイスを誤るとも思えない。

いったいどちらを信用すればよいものやら・・・。

幸いなことに、私は加熱したカキも大好物なので無理に生ガキを食する必要は無いのだが、
(昨日も殻焼きホワイトソース仕立てをいただいた)
生ガキしか食べられないという友人もいるので無視できない問題だ。


ここで記事をよく読むと、
漁協側の反論が羅列されているだけで、安全性が確保されたとは言えない状態のようだ。
9月に考察したように、エサのプランクトンに毒があれば貝も毒を持つ。

>「すべて人から人への感染と思われます。」
というコメントもあるようだが、
大本の原因が人間の腸にあるとしても、
[人---カキ---人]
の感染を「人から人へ」と呼ぶことはできないだろう。

どうやら今しばらく静観が必要なようだ。
年内に問題解決してくれることを望むばかりである。

投稿者 nakimi : 14:41 | コメント (0) | トラックバック

2006年12月13日

いじめで転校   [ Column003 ]

ネット掲示板に「死ね」 いじめで中3男子が転校

河北新報の一面を飾ったこの記事
Yahoo!のTOPに登場した。
富沢中学校のサイトはまだ数百件のアクセスしかないが、今夜にも倍と膨れ上がることだろう。

この記事自体については、
痛ましいが、このご時世だからこそ一面に載ったという印象もある。
昨年の今ごろならそこまで大きくは取り上げられなかっただろう。
しかし、この事件こそが、宮城県の教育現場の腐敗を物語っているのだ。

今も昔もくだらないことに喜びを見出す子供が多すぎる。
これを「お受験のストレス」と言い切ってしまえば話は簡単なのだが、
どちらかというと、頭が良くて部活もそこそこやっているような要領のいいタイプがいじめ加害者に多い。
自分より弱い者、苦しんでいる者をさらに深い谷に突き落とそうという腐った考え方が蔓延しているのである。


私が同窓会に行きたくないと愚図っているのも実はそこに原因がある。
誰がどうということではなく、全体的によどんだ空気が流れていたのだ。
かつての「悪ふざけ」から足を荒い、良きパパ良きママになっていたとしてもそれは偽りの姿でしかない。
彼らの本質を知った上で、うわべだけの友情を温め合うなんて、そんな器用なマネはできそうもないからね。

投稿者 nakimi : 14:14 | コメント (0) | トラックバック

2006年11月30日

くらたまが所得隠し   [ Column003 ]

"くらたま"が、実際にはいないアシスタントの人件費を水増しして脱税していたらしい。
割と大きなニュースとして報じられているようだ。
倉田真由美さん会社、所得隠し=「だめんず・うぉ~か~」で人気
(記事全文はリンク先のほか追記にも保存)



ここで思い出すのは、漫画家としてくらたまと同じ箱に入っている西原理恵子氏のことだ。
サイバラは自作の中で脱税を堂々と告白。
本当は名物アシスタントが1人いるだけなのに、30人以上いることになっている、と、笑いを誘っていた。

もちろんサイバラの話も笑い話として誇張しているはずだが
一方はネタにできるのに、一方は追徴課税をくらってしまうとは・・・
いや、もちろん、脱税を推奨するわけではないのだが。

投稿者 nakimi : 01:41 | コメント (0) | トラックバック

2006年11月27日

前置き無き衝撃   [ Column003 ]

ドラスティックに行動を起こせばなんでも許されると思ってる人っているよね。

スパっと言い切れば本人は気持ちいいのかもしれないけど
周りには周りの都合がある、ということを考えられないのは困ったものだ。

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2006年11月09日

悲しむべき自殺予告   [ Column003 ]

いじめを苦にした自殺を予告する手紙が次々と届いているようだ。
これについて「イタズラではないか」という声もあるようだが、
残念ながら現在の日本は「こんなものはイタズラだ」と言い切れるような状態にない。
イタズラではない可能性を否定できないような教育現場を作った責任は国にあるのだから
政府にはいくらでも東奔西走してもらわないと困る。

そういった意味では伊吹文科相の対応は間違っていない。
むしろこの段階でイタズラの可能性について言及するマスコミの方がどうかしている。
自殺だ自殺だと大盛り上がりで報道しておきながら、
あげくいじめを訴える声が出はじめたら「イタズラじゃねーの?」とは、見下げ果てた根性だ。
どこの記者から出た質問か知らないが、もう少し良識を持てと言いたい。


いじめられて死を選ぶのは弱さだ、という意見がある。
もちろん強くはないのだろうが、弱いことは悪いことであるかのような論調には憤りを覚える。

現代の教育では
「正しい道はこれ一本。それ以外の道は落ちこぼれが歩く道だ」と、暗に含ませ、生徒に伝えている。
昔のように、
「なにくそ。いじめられても俺は頑張って社長になってやるんだ」などと踏ん張る下地を奪ってしまっているのだ。

どこまで歩いても同じ道。
いじめっ子から離れようと思えば落ちこぼれの道を選ぶしかない。
仮に落ちこぼれの道を選んでも、いじめっ子はストレス発散のためにわざわざ降りて来る。
・・・
この現状から逃げる方法が短絡なものだったとして、誰がその子を責められようか。

もちろん実際は、教育現場の言う「落ちこぼれの道」なんてものは存在しない
どんな道だって立派な道だ。
だが、子供はそう教え込まれているから、「ああ、逃げ道はこの世のどこにもないのだ」と思い込んでしまう。
悲しい話ではないか。


とかくこの世には一発逆転がなくちゃいけない。
・・・
いや、地道にコツコツやる者が馬鹿を見ちゃいけないよ。
だが、本当の地道を知っている者は追い抜かれても腹など立てない。
一位が二位でもいいじゃないか、と、泰然としているものさ。

「地道にコツコツやった者が勝つ」と教えるその反面、
裏で効率よく立ち回った人間が得をするような世の中じゃ、イヤになるのも無理はない。
本当なら逆であるべきなんだ。
「世の中、どこにラッキーチャンスが転がっているか知れないよ」と教える反面で
自ら襟を正し、地道にコツコツやることの素晴らしさを見せてやる。
それこそが聖職と呼ばれる教師の務めだろう。