2009年10月08日
ちょっとガッカリ [ mystery ]
「探偵Xからの挑戦状」第一回放送。
楽しみにしていたら台風情報で画面縮小・・・
・・・いや、大事なことなのはわかるんですけどね。
なんたってNHKだし。
なんかガッカリして途中で寝ちゃいましたよ(苦笑
投稿者 nakimi : 21:45 | コメント (0) | トラックバック
2009年10月01日
探偵X再始動 [ mystery ]
「探偵Xからの挑戦状」の配信がいよいよスタートした。
・・・うーん。
相変わらず携帯画面でブツ切りの小説を読むのは骨が折れる・・・
今回は何問正解できるかな・・・
投稿者 nakimi : 23:54 | コメント (0) | トラックバック
2009年09月28日
なぜか今 [ mystery ]
IWGP
投稿者 nakimi : 18:18 | コメント (0) | トラックバック
2009年09月17日
探偵X 再び [ mystery ]
今日の昼間、突然メールが届いた。
なんだろうと思って開いてみると・・・
「探偵Xからの挑戦状!」が、この秋、パワーアップして帰ってきます!
とのメッセージが。
メルマガ登録しっぱなしにしておいて良かった~
今から配信と放送が楽しみだ。
今回は探偵Xの正体にも触れる、と、書いてあるが・・・
そもそも探偵Xなんて登場人物は・・・
竹中直人のことか?
こと"正体"ということに関して言うならば
探偵Xよりも安楽椅子探偵の方がよっぽど興味深いんだけどな。
そういやあれもそろそろ放送かな。
投稿者 nakimi : 22:22 | コメント (0) | トラックバック
2009年05月29日
北森鴻作品に触れる [ mystery ]
年度末はあまり読書する余裕が無かったが、
ここでようやく二冊消化。
北森鴻の「メイン・ディッシュ」と「深淵のガランス」だ。
「メイン・ディッシュ」はさすが北森ミステリといった作り。
時間軸を交差させた作品はいくつも目にしてきたが、こういう手法があるのかと驚かされた。
・・・ただ、その分、全体の5分の1くらいがいわゆる北森作品から離れたものになってしまったのは残念。
ちなみに文庫版オリジナルの書き下ろしも一編ついてくるのでお買い得だ。
「深淵のガランス」は骨董シリーズの外伝という雰囲気だが、また別の世界観を楽しむことができる。
主人公のキャラクターが定まっていないようにも感じたが、
スーパーマンか電車男の二択ではつまらない。ある意味ではバランスが良いとも言えるだろう。
ギャラリー・フェイクが好きな人ならハマりそうな一冊。
投稿者 nakimi : 22:22 | コメント (0) | トラックバック
2009年05月18日
あれ? [ mystery ]
探偵Xからの挑戦状最終夜「靴の中の死体」
靴屋のシューメイカー夫人と4人の息子?
このストーリー、どこかで読んだ気がするぞ?
マザーグース・・・じゃなかったような気がする。
もしかすると伝統的なテーマのオマージュとしてポピュラーな舞台なのだろうか?
まさか発表作の使いまわしではないと思うのだけど・・・
投稿者 nakimi : 22:22 | コメント (0) | トラックバック
2009年05月06日
探偵Xvs井上夢人 [ mystery ]
宣言通り、井上夢人の「セブ島の青い海」に挑戦。
しかし、残念ながら締め切り時間に間に合わなかった。
牧野のメールに「合コン」というワードが入っていたことから
片桐恵梨が牧野奈緒子を装ってメールしている、という説は容易に思いつくが、
火傷を負って皮膚の移植手術までしているのに、
血液型やらなんやら全部クリアーして入れ替わりを行うというのはちょっと無理がある。
となれば、片桐と牧野は友人であった、と考える方が自然だろう。
友人なら重内和宏と片桐の出会いについて聞いていても不思議は無い。
これなら「女友達と出かける」と片桐が言い残したという部分も納得できる。
しかしツメが甘いというか、誰が犯人かと聞かれると難しい。
牧野と篠原が真剣に交際していて、穴埋めのために保険金自殺したというのも考えられるし、
「庄司が簡単にピストルを借りることができた→お金さえあればなんでも」という部分から
アジア人を調達して身代わりにしたということも考えられる。
イメージ的には菅原=篠原なのだが、
そもそも篠原は出国しているのだろうか?
片桐によって北海道で消された可能性もあるのでは・・・。
と、すると、菅原=重内で、牧野が何か知っているのではと探りを入れている可能性もある。
誰が善で誰が悪なのだ。
・・・うーむ。
とにかく今夜の解決編を楽しみに観るとしよう。
-----追記 (5/7)-----
どうやら考えすぎたようだ。
二人の入れ替わりは「細かいこと全部スルー」で、成功したことになっていた。
そりゃ3000人中200人も的中するわいな。
内容はともかく今回の文章は今までで一番読みやすかった。
携帯小説に特化してきたのか、元の文章力の差なのかはわからないが・・・
投稿者 nakimi : 21:45 | コメント (0) | トラックバック
2009年04月16日
探偵Xからの挑戦状 [ mystery ]
NHKの新番組「探偵Xからの挑戦状」を楽しむために、
はじめてケータイ小説というものを読むことになった。
毎日数ページずつ小説が更新され、解答編をテレビでやるという画期的な番組だ。
年イチの「安楽椅子探偵」が毎週放送されるようなものなのだから、ミステリファンとしては見逃せないだろう。
しかしこれが思いのほか・・・というか予想通りにたいへん読みづらく、難義している。
携帯の画面で20ページのスクロールというのは集中力を持続させるのに向いていない。
せめてパソコンの画面で見ることができれば・・・
この番組、毎回、読者からの解答をいくつか紹介するのだが、
第一回、第二回は「それはねーよw」というものだったのに対し、
今回はなかなかのレベルのものが紹介されていた。
読み手も少しずつ成長しているということか。
ちなみに私の場合、今回の「猫が消えた」では、小説を離れた途端にトリックが見えてきた。
鳴き声と携帯のつながりまではわからなかったけどね。
今からランキングに参加するつもりはないけど、井上夢人氏の回くらいは完全正解したい。
それまでにケータイ小説に慣れなければ・・・
#しかし逆に、ディティールの細かい原作に対して、番組ではあちこち端折りすぎという印象もある。
#ケータイは見難いけど内容は丁寧。テレビは見易いけど内容がちょっと・・・と。
#一長一短にせず、どちらも楽しめるように作りこんではもらえまいか。
投稿者 nakimi : 22:45 | コメント (0) | トラックバック
2009年03月19日
本格の定義 [ mystery ]
「容疑者Xの献身」をレンタルした、と言ったら、友人に不思議そうな顔をされた。
私が東野圭吾作品を評価していないことを知っているからだ。
もちろん「映画と原作は別物」と、割り切っているということもあるのだが、
映画館慣れしていないせいか、一度見た作品はもう一度手元で見ないと調子が狂う。
一緒に借りた「魔笛」も同様である。
ところで、「容疑者Xの献身」で検索したところ、
Wikipediaに「二階堂黎人氏の発言に端を発する論争があった」という記載を見つけた。
しかしこれがどうにもアンフェアな内容で・・・
| 二階堂氏がケチをつけたものの、その内容には矛盾が多く、 さらに「容疑者~」がミステリ大賞を受賞したため、ザマミロな感じで収束しましたとさ。 |
意訳するとこんな感じだ。
あまりと言えばあまりな内容である。
東野圭吾ファンサイトならいざ知らず、Wikipediaに残すものとして相応しいとは思えない。
今更当時の議論を蒸し返しようも無いのだが、
二階堂氏の主張は「本格か否か」というものを柱にしているのだから、答は○か×かしか無い。
矛盾もへったくれもないのである。
二階堂氏の日記を拝読すると、別におかしなことは書かれていない。
さらに経緯を読み進めていくと、反論したい人間が二階堂氏のサイトに押し寄せたため、
やむなく議論を打ち切った、というのが本当のところらしい。
Wikipediaの記載とずいぶん違うな。
二階堂氏の肩を持つわけではないが、これに関してはWikipediaが間違っている。
なぜなら、「ミステリ大賞を受賞したから二階堂は何も言えなくなりましたとさ。プププwww」
などということがあるはずがないのだ。
賞の権威に負けて議論を止めるような人間がミステリ作家になるはずがない。
京大ミス研がエラリイ批判を後回しにしたり、ヴァン・ダイン作品だからと甘めな評点をつけたりしただろうか。
あり得ない。
湯川学が「あり得ない?どうしてそう言い切れるんですか」と言ってきたところで、あり得ないものはあり得ない。
ついでに。
坊主憎けりゃ袈裟まで、になりかねないのでほどほどにしておくが、
東野氏の言う「本格であるか否かは、読者一人一人が判断することである」というのもいかがなものか。
本格ミステリの「本格」とは、グルメレポーターの「うわぁ~、ホンカクテキー」の「本格」とは意味が違う。
定義のあることなのだから、読者にお任せしますというのはおかしな話なのだ。
それに、二階堂氏のサイトに押し寄せた東野ファンはおそらく勘違いしているのだろうが、
本格ミステリでないから駄作、などということは無い。
メタミスや旅情ミステリの方が質の高い作品であることも多いのだ。
「本格」というのはあくまで一定の条件を満たした作品をそう呼ぶのであって、
作品のレベルを云々するものではない。
そんなことも知らずに、
「圭吾サマの悪口を書くなんて許せない!」とワメいているとすればそれは実に愚かなことなのである。
視聴だけならレンタルで十分だけど、スペシャルエディションはちょっと欲しいかも。
投稿者 nakimi : 18:41 | コメント (0) | トラックバック
2008年10月15日
加藤元浩作品を読む [ mystery ]
先日のドラマ化のニュースを受け、改めて読み直してみたのが「Q.E.D. 証明終了」
作中、主人公のイトコだという子が出てきたので、今度はその子が主人公の作品を探してみた。
これが「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」
ついでに「ロケットマン」も読んでみた。
理系作品であることや、作品同士に横のつながりがあることから
森博嗣をイメージした人は多いかもしれない。
私は森作品のファンではないが、理系の頭脳が活躍するというのもたまには良いものだ。
「Q.E.D.」にも「C.M.B.」にも共通しているのが
「天才的頭脳を持つ少年主人公と、正義感溢れる女の子のペアが活躍する」という点。
「ロケットマン」にもそれに近いところがあるし、ワンパターンのそしりは免れないところだろう。
しかし、よく読んでみると違いが見えてくるはずだ。
「Q.E.D.」のヒロイン「水原可奈」は、
主人公「燈馬想」を引っ張りまわし、事件に首を突っ込み、
燈馬の個人的な付き合いにまで口を出し、図々しくも外国までついてくる。
そしてその行動のすべてを正義だと勘違いしている。
非常に厄介な人物だ。
それに対して「C.M.B.」のヒロイン「七瀬立樹」は、
主人公「榊森羅」をリードする存在ではあるものの、
常に彼ありきで物事を解決しようとするのではなく、「仕方なく頼る」場面が多い。逆に頼られることも多い。
また、森羅も、彼女の一方的な正義感を理屈でねじふせることがある。
「Q.E.D.」のような「無理が通れば道理が引っ込む」世界ではない。
ひとつの話が一巻丸々を占有してしまうのは賛否あるところだが、個人的にはこちらの世界観が好きだ。
ただし、ミステリ作品として評価するとなると話は違ってくる。
「C.M.B.」の方は、トリック等を駆使するのではなく、知識のバックボーンが無いと解けない問題が多い。
「Q.E.D.」ももちろん数学的な問題が多数用意されているが、謎解きに関わってくる回数は少ない。
より難解な問題を求める「自称・雑学王」みたいな人間からすれば知識を試されるのは楽しいかもしれないが、
ミステリファンからすると微妙なところである。
#そう言えば先日放送された「安楽椅子探偵7」・・・。話の決め手が「月齢」ってどうなのよ。
総じて見ると、この二つは五分の評価ということになるだろうか。
思わぬところで株を下げた「Q.E.D.」だが、スカっとした回ももちろんある。
例えば27巻、裁判員制度の話。
模擬裁判の中で、検察役の陳述を次々と鵜呑みにし、正義の鉄槌を下す気マンマンの水原可奈。
しかし弁護側の尋問によって考えが揺らいでいく。彼女の中に「考える」という要素が芽生えた瞬間だ。
独善的な彼女の新たな一面。今後の展開が楽しみになってきた。
さらに燈馬による「裁判の鉄則」の話もカッコ良かった。・・・まあ、あれは裁判官を滑稽に描きすぎた感はあるが。
エジプト編で「Q.E.D.」「C.M.B.」二つの作品が交わるというのは実に面白い試みだ。
こういう遊び心のある作者なら、読者のことも大事にしてくれるだろう。
・・・ところで
Wikipediaによる『Q.E.D.』の解説が10月13日付けで大幅に書き換えられている。
<2008年10月12日 (日) 10:16>
<2008年10月13日 (月) 04:46>
間違った内容ではなさそうだが、高田崇史の名前も何もかもバッサリと消されている。
どうやら有識と認められるユーザー(スタッフ?)に編集が委ねられたようだが、
これまで何年もそのままだった表記をいきなり書き換えるというのはただごとではない。
このタイミング
漫画「Q.E.D.」のドラマ化が大きく報じられ、注目を集めたことと無関係ではないだろう。
残念な話だ。
投稿者 nakimi : 23:54 | コメント (0) | トラックバック
2008年09月26日
Quod Erat Demonstrandum [ mystery ]
Q.E.Dがドラマになると聞いて喜んだら、高田崇史じゃなくて漫画のほうだったのね。
<モー娘。高橋愛、現役メンバーとして初の連ドラ主演が決定!>
(記事全文はリンク先のほか追記にも保存)
この漫画はこの漫画でなかなか面白かった。
探偵モノとして古今東西のツギハギであることは否めないけど、
ギャラリーフェイク的な興味深さや意外な感動がある。
少年探偵漫画の中では一番優れているんじゃないかな。
読んだのは3年ほど前になるだろうか。
古本屋に15巻セットで置いてあったのでてっきり完結していると思ったのだが
今なお連載中らしい。今度続きを探してみよう。
記事ではモー娘が主役ということを持ち上げているようだが・・・
水原可奈役っていうと、あの、「私の正義感は正義なのだから正義だ」っていう迷惑女か。嫌いなタイプだ(笑
少年漫画にはああいうのが必要だとわかってはいるんだけどね。
金田一少年の「亡くなった○○さんはそんなアナタを望んでいない!」みたいな押し付けがましいやつとか。
・・・しかし、こんな話題先行でプロジェクト進めちゃって、
結局ロキもエバも出てこないなんてオチじゃあるまいね?
漫画原作のドラマっていろんなトコいじるからなぁ・・・・・・
まあ、よく考えてみれば、
高田崇史のQ.E.Dがドラマにおさまりきるはずがない、か。
あの情報量をまともに伝えようとしたら、1巻につき10週くらいやらないとおっつかないしね。
それに、お騒がせ役ならともかく、棚旗奈々をアイドルが演じるなんて無理だろうし。
投稿者 nakimi : 18:14 | コメント (0) | トラックバック
2008年06月24日
DS山村美紗サスペンス [ GAME001 , mystery ]
DS山村美紗サスペンス 舞妓小菊・記者キャサリン・葬儀屋石原明子 古都に舞う花三輪 京都殺人事件ファイル
・
・
・
長いよ。タイトルが(苦笑
DS西村京太郎に続く第二弾ということらしい。
ゲーム自体は非常にスムーズでサクサク進む。
なのにゲーム開始から2週間で1時間半しかプレイしていないというのはどういうわけか。
神宮寺なんか朝になるまでやってたくらいなのに・・・
TVCMを見るたびに
「あー、津久井社長殺されちゃうんだ・・・」と、ネタバレに悲しむ日々なのでした。
MAPや相関図のシステムはスマートで利用しやすいのに、それを活かしきれていない感じがした。
そもそも自由度が低いのにMAPを充実させてもしょうがないような気がするのだが・・・
システムはDS西村京太郎同様、
ストーリーが勝手に進み、要所要所で推理と題したクイズによってそれまでの過程を覚えているかどうか試される。
とっつきやすいし、小説を楽しむ新しい方法と思えばそれはそれでアリなのだが、物足りなさを感じるのも事実。
この辺は第三弾でなんとかしてほしい。
#赤川次郎はよそにもっていかれたし、今度は内田康夫あたりかな?
それと、幕間に現れる"美紗ちゃん"不気味すぎ。ファンが怒るってば(笑
どうせ笑いものにするなら"紅葉ちゃん"にしとけばよかったのに・・・
-----追記-----
小菊編をクリアしたらエンドロールに"紅葉ちゃん"の名前が。
考えることはみんな一緒か(苦笑
しかしいったいどこに出てくるんだろう?
-----追記2-----
キャサリン編すごいな・・・
「なぜ、こんな所にブリッジが架かっているのかしら?」
って、ルー大柴か!w
投稿者 nakimi : 10:41 | コメント (0) | トラックバック
2008年06月02日
女王蜂 [ mystery ]
金田一耕助シリーズ「女王蜂」を観た。
映画やドラマはほとんど見ない私だが、ミステリは別。
市川崑の名作に触れようというわけだ。
金田一耕助役は石坂浩二。そのほかも豪華キャストだ。
ストーリーをここでベラベラとしゃべってもしょうがないので一点だけ感想を述べたい。
仲代達矢の演技力、圧倒的すぎ(笑
まるで舞台を見ているかのような迫力は、映画という枠で考えた時に良いことなのかどうか難しいところだが、
若手と絡むシーンなど象と蟻ほどに存在感が違う。
これじゃあ無名塾の指導も厳しくなるわけだ。
だって、周りがついてこれないと一人だけ浮いちゃうもの。
そういや稲垣版の女王蜂も録画してたっけ。録るだけ録って見てないけど・・・
そのうち比べてみよう。
別にイヤミな意味じゃなく、最近の映像のほうが見ていてしっくりくるかもしれないしね。
まあ、稲垣メンバーの演技力(というか滑舌の悪さ)には期待してないけど(苦笑
投稿者 nakimi : 03:11 | コメント (0) | トラックバック
2008年05月03日
不覚 [ mystery ]
今日、5月3日はブックオフが文庫・新書・ハードカバー等の半額セール日。
前日たまたま立ち寄ってそれを知ったばっかりに、欲しい本を一日寝かすことに。
・・・で、案の定、今日になって行ってみると無いんだな、これが。
高田崇史ファンが近くに居るということ自体はなんとなく嬉しいけど、でもやっぱり後悔しちゃうよね・・・
ヤケになって買ってきたのがこの二冊。
連休はこれで楽しむことにしよう。
投稿者 nakimi : 22:22 | コメント (0) | トラックバック
2007年11月08日
大人のDSミステリー [ GAME001 , mystery ]
新カテゴリ「ゲームのおはなし」追加。
PC系の話題から独立させました。
オンラインゲームについて考察していたりするので、色々な人に見ていただきたいかなと。
せっかくなので新ネタを。
前回チラっと紹介した
「大人のDSミステリー いづみ事件ファイル」をプレイ。
このゲームをひとことで言うと、
よくできたクソゲー
といったところだろうか。
グラフィックは素晴らしいし、キャラも立っていて、その世界観にのめりこみそうになる。
セリフの言い回しにもオタク臭い不自然さはなく、読み進めていて気持ちがいい。
しかし、肝心要のミステリーの部分が最悪。
ストーリーもプロットも、ゲーム性もダメダメだ。
最低限の情報で推理させられるのはまだいいが、
そこから、完璧な選択肢を要求されるというのは困りもの。
まだ動機も絞り込めていないのに「何を見て事件だと確信した?」「さあ犯人は?」って聞かれてもどうしようもない。
最終的には「選択肢×質問数」を繰り返すだけの拷問ゲームに成り下がっていた。
なんのヒントもないのに手掛かりを探せってのもキツかった。
画面上は何もおかしなところがないから、やたらめったらクリックしなきゃいけない。
(そりゃまぁ、現実の捜査現場にそうそう都合よく目印があるわけじゃありませんけどね)
東京の地理に詳しくないと解けないステージも賛否わかれるんじゃないかな。
電車を使った移動はリアルだし、各駅の画像なんかホントにきれいなんだけどね。
新宿・渋谷のみならず、水道橋や巣鴨の町までしっかり描かれていたのには感動した。
それだけに、残念な作品だ。
次回作に期待・・・・・・していいのかなぁ?
投稿者 nakimi : 17:14 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月15日
朗読ボランティア [ Column004 , mystery ]
実家のそばにマンションが建つという時、
うちの母は、その、あまりの騒音に、どこか外でやることは無いか、と、カルチャーセミナーに通うようになった。
セミナーを修了した後は、そのままその会で、目の不自由な人のための朗読ボランティアに参加。
・・・しかし、マンション建設が終わったら今度は向かいのビル。
ビルが終わったら近所の寺、と、家の周囲は常に騒音とともにある。
騒音を逃れた縁ではじめた朗読のテープ録音が
これまた騒音に邪魔されるというのは実に皮肉な話ではないか。
まあ、録音がなかなか進まない原因としては、
休日になると聞きもしないラジオをつけっぱなしにする夫や、
しょっちゅうトイレに駆け込んではザーザー水を流す息子の存在も無関係ではないのが心苦しいところだが・・・
・・・で、
何を言いたいかと言えば「探偵ガリレオ」である。
ドラマ第一話の犯人は、朗読ボランティアに従事し、その録音を邪魔されたことで凶行に及んだ、
というストーリーだった。
うちの母も騒音にはイライラしているようだし、話としてはわからないでもない。
(ドラマ全体のストーリーは、それはそれは安っぽくて、見られたものではなかったが)
でも、問題なのは騒音よりも「ノルマ」なんだよな。
もちろん奉仕の会として機能させるためには、「ある時払いの催促なし」というわけにはいかない。
相手のあることだし、スケジュールを決めて作品を完成させるのはある意味で当然のことだ。
しかし、それにしても、ノルマがキツすぎるように思うのだ。
実際の活動は、文芸作品の録音だけではない。
図書館等に出向いての対面朗読もあるし、行政から依頼された月報なども録音せねばならない。
会の側は「暇な主婦の時間を有効に使ってやっている」くらいの気持ちでいるのかもしれないが
誰も彼もが悠々自適に暮らしているわけではない。
ドラム式洗濯機と食器乾燥機に囲まれながら毎日デリバリーで食事をしていると思ったら大間違いだ。
『ノルマがキツイ』+『騒音』=???
答:休みや睡眠を削る
これで騒音にキレなきゃウソだって。
探偵ガリレオ第一話の犯人がなんらかの会に所属していたかどうかは語られていないが、
ノルマが少なからずストレスにつながっていたのではという想像はできる。
・・・
と言うか、
残業のフリして鏡の角度調節してる暇があるなら、その時間を使って録音しろよと思うのだが(苦笑
そもそも東野圭吾には大きな期待をしていないので、ドラマが面白くなくても別に失望はしない。
ただ、時間読みが容易いというのは致命的だったね。
犯人を逮捕した時点で25分も余っていたら、次に来るのは誰がどう考えたって「計画殺人の実証」だもの。
短編ものの利点として、(その本の最終話以外は)ページ読みがしにくい、というものがある。
それすら失ったら何も残らないではないか(苦笑
・・・
まあ、プロット次第では第二話以降で巻き返す可能性もあるのだし、来週を楽しみに待つとしようか。
投稿者 nakimi : 23:54 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月11日
DS西村京太郎サスペンス [ GAME001 , mystery ]
DS西村京太郎サスペンス新探偵シリーズ -京都・熱海・絶海の孤島-殺意の罠
半年前から楽しみにしていたこのゲーム。
期待通りの出来栄えになっている。
西村京太郎原作のゲームと言うとファミコン版が思い出される。
ファミコンだから当然ドットは荒く、
「これは雑誌ですよ」
「え?」
というような手掛かりがあったりして大変だった。
DS版では当然そのようなことはなく、
重箱のスミをつつくような面倒な調査はしなくても大丈夫だ(今のところ)。
と言って、上から順に質問をこなしていけばストーリーが進むというほど単純ではない。
ちょうどいいゲームバランスだ。
ただ、幕間に登場する「京太郎くん」がちょっとしつこいかな?
要所要所で区切ってくれる親切設計も、物語にのめりこんでいる時には邪魔に感じることもある。
ここらへんはさじ加減の難しいところだろう。
・・・ちなみに、
50分の1の確率である「大凶」は、早くも初日に引き当てた。
西村京太郎のサインが書下ろしかどうかなんて、別にどうでもいいのだけど・・・
「僕のような大作家が、ゲームごときのためにサインしたんだよ。すごいでしょ」
とでも言わせたかったのだろうか。
投稿者 nakimi : 01:11 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月14日
支那そば館の謎 [ mystery ]
北森鴻 「支那そば館の謎 裏京都ミステリー」を読んだ。
北森鴻らしい秀逸な言い回しが小気味いい。
関西弁を無理に感じさせないのだからたいしたものだ。
キャラクターも立っているし、掛け合いも面白いのだが
主人公が"闇の世界から足を洗った寺男"という設定のせいか、
探偵ごっこのような軽いものではない。
重い場面と軽い場面の緩急がついている、といった印象だ。
残念だったのは表題作の「支那そば館の謎」
これだけを抜き読んだ人は「なんだこりゃ」と思われたかもしれない。
一編前から"ムンちゃん"と呼ばれるおかしなキャラクターが出てきて、どうもおかしくなった。
それでもギリギリのところで"ムンちゃん"のキャラクターを殺して
話をうまくまとめているところはさすがとしか言いようがないのだが・・・。
前回紹介した「桜宵」と違い、誰にでもおすすめできる本ではないが、面白かったのは確か。
グルメの要素も含まれているし。
しかし何より斬新なのは、
この作品の舞台となった京都のお寺が実在し、しかも巻末にご住職からのコメントが寄せられていることだ。
京都に遊びに行く機会があればぜひこのお寺を見に行こう。
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2006年10月27日
桜宵 [ mystery ]
北森鴻の「桜宵」を読んだ。
少し前のエントリで、
人生訓がやたらと盛り込まれているような作品は・・・と、お話ししたが
別に人生語りをするなというわけではない。
ただ、小説の体をとるのであれば、もっとスマートなやり方があるだろう、と。
そういった意味でこの作品は素晴らしい。
素敵なビア・バーの素敵なマスターとの語らいの中に人生の喜怒哀楽が全て含まれている。
本格ミステリが好きな人も、謎解きが好きな人も、芥川賞作品が好きな人も、直木賞作品が好きな人も、
一度は読んでおくべき小説だと思う。
私など、一編目を読み終えた時に
「どうして自分はビールが苦手なのだろう。この店に行けないじゃないか」と落ち込んでしまったくらいだ。
・・・ちょっとのめり込みすぎたかな(苦笑
続編が待ち遠しい。
投稿者 nakimi : 22:41 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月16日
ミステリもまた人生 [ Column003 , mystery ]
「人生なんて暇つぶしみたいなもの」
という言葉がある。
私はそれに同意しきれるものではないが、そのような考え方があるのは事実だろう。
暇つぶしと言えば
世の中には、ミステリ小説を「暇つぶしのための本」と、馬鹿にする人がいる。
これはいかがなものだろう。
「どうせ謎解きでしょ?」という偏見に至ってはあきれるしかない。
漫画の探偵ものしか見ていないから、ミステリ小説とはどういうものなのか知らずに批判しているのだ。
ミステリを批判する連中が読む作品と言えば
人生訓がやたら盛り込まれていたり、「この主人公、私と同じ境遇」と涙したり、
ま、早い話が、いわゆる"OL受け"するようなものばかりだ。
OL受けを追いかけるのが悪いとは言わないが、それが行き過ぎてミステリを貶めることは許されない。
ミステリにだって人生の指標になるような作品は数多くあるし、
極端な話、彼ら彼女らが非難するところの「謎解きもの」だって、
読む側に学び取ろうとする気持ちさえあれば十分に人生の教科書となり得るのだ。
・・・まあ、さすがにミステリファンの私でも
"このミス"やメフィスト賞が芥川・直木両賞に匹敵するとまでは言わないが
それはあくまで賞としての権威であり、作品の優劣を決定付けるものではない。
また、「両賞」とひとまとめにしてしまったが、上記"OL受け"するような作品は大抵が芥川賞だ。
「直木賞作品って、なんか軽いよね。深みを感じないって感じ」なんてね。
・・・京極夏彦と綿矢りさを比べたとき、
どちらが人生の深みをわかっているかなど、聞くまでも無いと思うのだが(苦笑
賞の権威しか見えていない読者に深みがどうとか言われては作家がかわいそうだ。。
「暇つぶしのような人生」にこそ、潤いは欠かせない。
一服の清涼剤のようなミステリを、全ての人が偏見なく読んでくれることを願ってやまない。
買いたいけどまだ買ってないんだよな・・・
投稿者 nakimi : 08:14 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月13日
ノーベル文学賞が発表に [ Column003 , mystery ]
今日は「13日の金曜日」である。
・・・だからといって個人的にはどうこうということはないのだが。
今ふと思い出したのが高校時代の友人"O"の一言。
「仏滅仏滅って言うけど、俺は仏教を信じないから逆にいい日なんだよ」
・・・
おいおい、そんなこと言って突っ張ってるつもりなのか。
今時、中学生だってもう少しまともな強がりを見せるぞ、と、冷ややかな視線を浴びせるも効果は無い。
でも、得てしてこういうタイプのほうが無邪気だとか言われて人気者になるんだよね。
世の中ってままならないなぁ・・・
さて本題。
昨日、ノーベル文学賞が発表された。
受賞したのはトルコのオルハン・パムク氏。
日本からは「ノルウェイの森」で有名な村上春樹氏の名前が挙がっていたが、残念ながら落選してしまった。
このオルハン氏の作品だが、日本では二作が和訳されている。
一つは氏の代表作と呼ばれている「わたしの名は紅」
西洋画の技法でアラーの肖像画を描くことが冒涜にあたる行為だとは知らなかった。
もう一つは、イスラム原理主義と西洋世俗主義との衝突を描いた「雪」
どちらもイスラム社会と西洋文化との差異・対立がテーマになっているようだ。
映画「ワールド・トレード・センター」の公開で改めて9.11が思い出される今だからこそ、
イスラム教についての公平な知識を得ることが必要なのかもしれない。
そういった意味では(特に「雪」は)うってつけの作品と言えるだろう。
ただし、昨晩放送の"バツラジ"によると、どちらも非常に難解なミステリとのこと。
ともすれば歴史小説好きにもミステリ小説好きにも敬遠されそうなところだが、
これが世界中で評価を受けているというのだからすごい。
興味深く拝読したいところだが、私の理解が及ぶかどうか不安でもある。
・・・どっちもいい値段するなぁ・・・
投稿者 nakimi : 07:14 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月12日
Republicaと宮部みゆき [ MUSIC , baseball , mystery ]
我が中日ドラゴンズがセ・リーグ優勝を決め
日本ハムファイターズがパ・リーグ優勝に王手をかけた。
と、ここで思い出したのが
テレビ東京「スポーツ魂」の中のコーナー、「光プレー大賞」だ。
去年まであのコーナーで流れていた曲といえばRepublicaの"Ready to Go"
2005年度の"King of 光プレー"に輝いた荒木選手の登場テーマソングになったのは嬉しかったのだが、
コーナー自体は今年になってから違う曲になっちゃってつまらない。
そこで思い切ってAmazonで購入することにした。
さてこのCD
アルバムでありながら980円と非常に安価なのはいいのだが、このまま買うと送料がかかってしまう。
520円くらいのものはないかなーと、探している時、
先日友人から薦められた本を思い出した。
この中の一編が、成長の指標に最適な感想を導き出してくれるのだという。
楽しみに待つとしよう。
・・・ところで、
Amazonの"1-Click注文"って怖くない?
うっかり押したらその瞬間に注文確定だもんね。
カード番号までしっかり登録されちゃってるし・・・
その割には、注文確認メールが届くまで数時間かかるし・・・
投稿者 nakimi : 05:55 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月06日
またハズレ [ mystery ]
どうも最近、いいミステリに当たらないな。ツイてない。
古本屋でたまたま手にとり、パラパラとめくっていたら
登場人物がY.M.Oについて論じている場面があったのでつい買ってしまった。
話の本筋はちょっとした入れ替わり殺人のようなもの。
トリックとかプロットというほどのものではない。
作者を模したキャラ(・・・に、入れ替わった犯人)が
本格ミステリを好むマニアを厳しく糾弾する場面は、読んでいて気分が悪くなった。
「マニアは作品を偉そうに批判する」
「だから僕が作中でちょいとそういう連中を批判する」
「するとマニアは、『僕らのことを悪く言うのは許せない』と騒ぎ立てる」
「マニアは他人を批判するくせに自分を批判する者を許せないんだ」
・・・この論法、一見、作家側を擁護する切り札のように聞こえるが、
「他人を批判するくせに、批判されるとそれを許せずにヒートアップする」のはどちらも同じではないか。
作品に対する責任を考えれば、どう考えても作家の分が悪い。
・・・
結局、お互いが罵り合っていても生まれるものなど無いのである。
どういうつもりでこんな場面を盛り込んだのか知らないが、
少なくとも、この作品を読む限りでは、マニア批判をしていいようなレベルの作家じゃない。
メフィスト賞にケチをつける暇があったらもっと精進してもらいたいものだ。
エピローグの後編を一番最初に持ってくるのも狙いすぎの感が否めないし、
なにより下品な描写が多く、どうも好きになれなかった。
唯一良かったのはY.M.Oの知識だけ。
・・・ま、これは単純に個人の嗜好だが。
投稿者 nakimi : 06:41 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月11日
放課後 [ mystery ]
東野圭吾の「放課後」を読んだ。
江戸川乱歩賞受賞作品というだけあって読み応えはあったのだが、最後の落ちが気に入らない。
話を積み重ねて積み重ねて、その締めとしてこうしたエピソードを入れることによって
「女性というものはそういう一面を持っているのですよ」と言いたかったのかもしれないが、
そのおかげで本編の微妙な綱渡り感がすべて崩れてしまった。
計画失敗後、家に警察まで来たのに平然と犯行に及ぶあたりは
本編の殺人と通ずるものがある・・・つまりはそれが女性の気性というものだ、というまとめに思えなくもないが
しかし、そうすると今度は、行動を共にした"芹沢"という男の存在が不可思議に映る。
・蛇足
・覆水盆に返らず
そんな言葉ばかりが頭に浮かぶ。
逆に、準主役だったはずの"陽子"の影が薄くなってしまったことについては、
かませ犬扱いにされたようで不快感が残った。
ハッキリ言って、なぜこの作品が評価されているのかさっぱりわからない。
・・・とりあえず、これから読まれる方は342ページで本を閉じることをお勧めする。
黒川博行の解説を読みたい方は348ページから。
投稿者 nakimi : 23:41 | コメント (0) | トラックバック
2006年07月18日
麦酒の家の冒険 [ mystery ]
西澤保彦著 麦酒の家の冒険
ふと立ち寄った本屋で発見。タイトルが気になり、勢いで買ってしまった。
よくよく見てみると初版が2000年。新書版が出たのは1996年のようだ。
・・・もう10年前の作品なのか・・・
内容は
別荘地の空家に迷い込んだ大学生4人組が、そのあまりに不思議な空間について考察を続けるというもの。
あえて(酔った)大学生レベルに落とした推理なのかどうかわからないが
メンバーの中では最も理知的ということになっている"タカチ"の説でさえ
「それはちょっと強引なんじゃないの?」というものばかりで納得しづらい。
"タカチ"が冷徹タイプの美人だということは随所にちりばめられてあるが、
その魅力がちっとも伝わってこないのが不思議だ。
似たようなタイプでも「凶笑面」の蓮丈那智は、もっと人を惹き付けるものを持っているし、
逆に、巻き髪の美少女二階堂蘭子は美貌よりも知を全面に押し出している。
それらと比べてしまうと、ちょっとキャラクターが弱いかな、といった印象を受けた。
「事実は小説より奇なり」という結論は、小説の落ちとして弱いように思えるが
「推理力に発想力が勝つ」という意味では面白いエンディングだったと言えるだろう。
作品そのものが発想力押しだったのは否めず、本格のミステリマニアにはそっぽを向かれそうだが
登場人物の一人にでもなったつもりでぼんやり読み眺めるにはいいかもしれない。
作品全体の雰囲気は悪くないし、4人の青春を感じる掛け合いはなかなか興味深い。
このシリーズの他作品を読んでみたくなったよ。
#4人のうちの1人である"ボアン先輩"に、なぜか「究極超人あ~る」の"たわば先輩"をイメージしてしまった。
#ま、たわば先輩はもう少ししっかり者だけどね。
投稿者 nakimi : 03:33 | コメント (0) | トラックバック
2006年07月16日
イタリア幻想曲 貴賓室の怪人2 [ mystery ]
内田康夫著 イタリア幻想曲 貴賓室の怪人2
これは、以前に出た「貴賓室の怪人」の完結編。
浅見光彦が世界一周旅行に出掛けるという、珍しいパターンのお話だ。
ここのところの浅見光彦シリーズは、「加害者にも理あり」というような結論のまま終わることが多く、
なんとなくしっくりこないものを感じていた。
「贄門島」でも、我が子とその幼馴染を殺された哀れな母親のことなど忘れてしまった光彦。
「この島は朝鮮との掛け橋になる」という、わかったようなわからないような結論のまま、
「僕はこのことを公にするつもりはありません」みたいなことを言って船を見送っていた。
この「イタリア幻想曲」にもそのような雰囲気はあるのだが、
「とにかく事件!」という作品ではないので十分に楽しむことができた。
ダ・ヴィンチ・コードに興味を持った人なら読んでおいて損の無い一冊だ。
まぁ、あまりに敬虔なクリスチャンは眉をしかめる場面があるかもしれないけど。
#作品とは関係ないが、
#トリノの聖骸布については同様のものを作り出す実験に成功したというニュースもあるようだ。
投稿者 nakimi : 22:54 | コメント (0) | トラックバック
2006年06月12日
連想を呼ぶ連想 [ Radio , mystery ]
今週の「伊集院光 日曜日の秘密基地」は、
「第43回ギャラクシー賞ラジオ部門大賞受賞記念!
どこの誰かは知らないけれど・・・話してみたらスッゲー人スペシャル パート2」
そのトップバッターとして出演されたキャメラマンの木村大作氏は
「俳優の芝居がうまいとか下手とかは俺には関係ない。
どういう風に人生を生きてきたかが映像に出るんだ。
うまく演じることができる奴が名優だなんてことはない」
と、語っておられた。
その前日、同じくTBSラジオの「ふるチン」にゲストとして招かれた女優の寺島しのぶ氏は
「(演技の)うまい下手って無いと思う。好きか嫌いかだけだと思う」と、語っておられた。
二人のコメントに共通していたのが「うまい・下手って何?」というもの。
立場は違えどプロはそのような意識を持つものらしい。
ただし、木村氏は「一所懸命」であることを強調し、寺島氏は「人の価値観」という見方を示していた。
批判があるたびになんでもかんでも「価値観の違いだね」と逃げるようなスタイルは好かないが、
芝居の現場で当事者として活躍されている寺島氏の言い方には納得させられるものがあった。
寺島しのぶ氏が出演される「やわらかい生活」、タイトルはホンワカ系だが、躁鬱病の主人公を演じるとのこと。
鬱のシーンを録り続けていた時は気持ちが入りすぎて目が見えなくなることもあったという。
その寺島氏、「ふるチン」ではえらく弾けたトークを展開。
「三大欲求で最も大事にしているのは性欲」だとか、
「必要ならば脱ぐことに抵抗は無い。むしろ、不自然に隠そうという演出のベッドシーンは痛々しい」だとか
男性リスナーの耳を掴んで離さない過激な言葉が次々と飛び出した。
これを聞いていて思い出したのが、先日購入した内田康夫の「逃げろ光彦」だ。
この本は、著者のあとがきでも述べられているように、「内田康夫らしくない」作品。
短編集なのだが、どれもこれもがドロドロとした愛憎劇。
一編読み終えるたび、赤川次郎作品を読んだ後のような不快感に包まれた。
作中にはもちろん性描写も含まれていたのだが、私はどうもこういうものが苦手だ。
・・・
ミステリも、動機に重きを置こうとすれば愛憎の部分がクローズアップされることもある。
しかし、別に性描写は必要無いだろう。
これは別に、「まあイヤらしい」と、不健全マークを押したがるPTA目線とは違う。
寺島氏は「必要ならば」と仰ったが、絶対にベッドシーンが必要な作品ってあるのだろうか・・・。
もちろん、これはそれこそ「価値観の違い」であって、どんな作品が世に認められようと構わない。
(ナレーターのいない映画なら、情念を表現するためにやむを得ないこともあるだろう)
・・・ただ、本のタイトルが「逃げろ光彦」となっていれば、
こちらは当然、いつもの爽やかな浅見光彦シリーズだと思って購入してしまう。
それはちょっと、アンフェアというか、読者を驚かせすぎじゃないの?と思ったわけだ。
「オンナは怖い」という統一テーマにはなかなかの含みがあったけどね。
投稿者 nakimi : 23:41 | コメント (0) | トラックバック
2006年05月07日
連休はミステリを片手に [ mystery ]
今年はカレンダー通りの休暇。
のんびりと過ごすことができたのはいいが、ずいぶんと寂しい一週間だった。
迷惑メールはやたら多いのに、友達からのメールはほとんど届かないし、電話もろくにかかってこない。
・・・みんな連休を満喫していたんだね。
久々の友人とMSNでつながったのに、結局会えずじまいだったというのも残念だ。
一人で気ままに過ごすのは嫌いじゃないが、あまりに長く続くとさすがに飽きてくる。
退屈なので本ばかり読んでいた。
読むのはもちろんミステリだ。
文庫化されているものは文庫で、そうでないものは新書でのご紹介。
一冊ごとの感想はまた次の機会に。
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この一週間、ブログの記事本文こそ更新していないものの、
追記を折りたたみ式にしてみたり、溜まっていたトラックバックを処理したりと、それなりに動きはあった。
また、競馬コーナーなどもちょくちょく更新しているので、ご興味おありの方はぜひ覗いていただきたい。
#※追記の折りたたみは↓でテストできます
投稿者 nakimi : 18:14 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月27日
黒川博行「二度のお別れ」 [ mystery ]
黒川博行のデビュー作「二度のお別れ」を読んだ。
身代金の受け取りがこの作品の軸になっている。
読み出した瞬間にオチはわかってしまったが、それだけ古い作品なのであれば仕方が無い。
文中に「国鉄」なんて表記もあるくらいだし。
これは1984年に刊行された作品を2003年に文庫化したもので
後書きによると、当時世間を騒がせた「グリコ・森永事件」と一致する部分があったため
黒川氏も何らかの関係があるのでは、と疑われたらしい。
今にして思えば犯罪計画を作品にして発表するはずがないのだから
「警察も無意味なことをやったものだ」と笑いたくなるが、
自己顕示欲の強いあの犯人ならやりかねないという考えもあったのだろう。舞台も大阪だし。
表紙の三輪車は読後に見ると涙腺にくるものがあるね。
決して後味の良い作品ではなかったが、色々と考えさせられた。
興味のある方は手にとって見ていただきたい。
投稿者 nakimi : 21:54 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月17日
清涼院流水「秘密室ボン」 [ mystery ]
※便宜上、楽天アフィリエイトを利用しているけど、おすすめ本ではありませんm(_ _)m
※※真っ黒に写っているのは帯。実際は金色なんだけど、スキャンの関係で焼きついちゃったのかな?
※※※2007年修正。Amazonにしたら正常に表示されました。
作品自体は、夢落ちのような、なんとも腑に落ちないものだったのだが、
「メフィスト翔」という架空の主人公について、最後の最後まで気付かなかった自分が恥ずかしい。
これだけ国産ミステリを読んでいて、なんで気付かないんだ。
「メフィスト翔」って・・・
駄洒落じゃんか・・・
本を開封するという作業、ドイツ生まれの日本育ちという設定、そんなもの全てに惑わされて
このくだらない駄洒落に気付けなかった。悔しい。
投稿者 nakimi : 22:54 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月13日
モロッコ水晶の謎 [ mystery ]
有栖川有栖の「モロッコ水晶の謎」を読む。
先日の本にかかっていた帯から連想して購入したことは言うまでも無い。
内容は本格推理小説でありながらも二人の主人公がコミカルに描かれており、たいへんに読みやすい。
ミス研あたりでは有栖川有栖や清涼院流水あたりをやたらにこきおろす風潮があるようだが、
ミステリの楽しみ方というのも色々あると思う。私はこのシリーズが好きだ。
ただ、短編集というのはどうも読み応えがなくていけない。
しかも「推理合戦」なんて、実質4ページしかないし。・・・まぁ、これはお遊びだろうけど。
「助教授の身代金」の中で、身代金目当ての誘拐は成功したことが無い、という話に触れていた。
被害者を殺害して犯人が逃げたケースはあっても、身代金をうまくせしめた犯人はいない、という定説である。
それに対し、作中の城戸というキャラクターが
「誘拐犯の言いなりになって、警察に通報しないまま身代金を払った被害者がいないとは限らないでしょう」
と、反論する。
確かに、説得力のある意見だ。
しかしそれに対して
「人質が無事に帰ってきたのなら、被害者は沈黙をする必要がありません。
そこで口をつぐんで都合のいい被害者を貫いたら、犯人にまた狙われる危険を自ら招くことになるだけだ。
人間の心理として、まずない。
闇から闇に葬られた身代金目的誘拐がたくさん存在する、というのは、欲深い誘拐犯の妄想です」
と、返す。なるほど。
・・・これが「議論」なのだ。
私の理想とするのはこのように知的で理の通ったやりとりだ。
こんな論敵が身近に一人でもいてくれたなら、それだけで人生は有意義なものになるだろう。
・・・
それはともかく、
「身代金目的の誘拐はただの一度も成功していない」という定説は、このようにして守られたわけである。
「誘拐はよくないよな! おれも誘拐とかしないように気をつけよう。」
(c)MOTHER2
投稿者 nakimi : 00:09 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月10日
密室の鍵貸します [ mystery ]
[東川篤哉 密室の鍵貸します]
なぜこの本を手に取ったのだろう。
気の迷いとしか思えない。
なぜなら、私は「逃亡者もの」が大の苦手だからだ。
親しい人の死に直面した挙句、無実の罪で警察に追われるなんて、想像しただけでゾっとする。
それでもこの本を購入したのは、やはりタイトルが魅力的だったからだろう。
結局のところ、内容とはあまり関係のない題名だったのだが・・・。
それと、帯のコメントが有栖川有栖だったというのも影響したかもしれない。
内容は、ちょっと文体が軽い点が気になったくらいで、テンポ良く楽しんで読むことが出来た。
容疑者の戸村流平が闇の中を模索しているような部分は何度となく中断させられたが、
義兄の探偵と合流してからはノンストップで読み切った。
<内出血密室説>がこんな形で終わるとは思わなかったが、
トリックやプロットといったものを楽しむ作品ではなく、驚きの結末を楽しむ作品だと思えば気にはならない。
有栖川氏言うところの「本物の本格」かどうかは微妙だが・・・。
前回のエントリで話題に挙がった飛鳥部勝則氏は、第9回鮎川哲也賞受賞者だが
この、東川篤哉氏は鮎川哲也編本でデビューしたらしい。
タイミング的には奇縁だね。
投稿者 nakimi : 08:14 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月09日
飛鳥部勝則「誰のための綾織」盗作疑惑で絶版 [ mystery ]
<原書房>漫画と類似表現、小説絶版に
(記事全文はリンク先のほか追記にも保存)
ミステリファンとしては単純に残念な事件である。
Amazonのカスタマー・レビューを見ると、8月には既に、盗作に対する指摘があったようだ。
私はこのどちらの作品も知らないので深く追求することはできないが、
レビューを見るとどうやら「似てしまう」というレベルの問題ではないようで・・・
以前、漫画家の盗作が問題になった時、
「どうせ名前を変えて再デビューするんだぜ」などと揶揄する声もあったが、むしろ小説家の方が容易いだろうね。
内田康夫や西村京太郎の旅情ミステリは
京大ミス研などの言ういわゆる「本格」のミステリではないので、どうしても下に置かれる傾向にあるが、
舞台となる地域を丹念に調べ歩いて作品を作り上げるというその精神はむしろ尊敬・・・いや、崇拝すべきだろう。
プロットだけがミステリの全てではないのだ。
飛鳥部氏も基本に立ち戻って、「足で書くミステリ」から再出発してもらいたい。
ちなみに、私が最近読んだのは、 北森鴻の「メビウス・レター」
我々はいわゆる「意外な犯人」に慣れすぎてしまい、常に可能性を模索してしまうが
「あー、やっぱりね」と言う権利があるのは、冒頭から犯人を一人に絞って読んでいた人間だけだ。
もしこの本の結末だけを読んで「あー、ありがちありがち」と言う人がいたとすれば、
それは愚劣な書評であると言わざるを得ない。
以前、高田崇史のQ.E.Dシリーズを貸した友人から
「なぜ人が死ぬ必要があったの?」と言われてしまったことがある。
この「メビウス・レター」こそ、その問いに対する解答の断片ではないかと感じた。
興味のある方はぜひ読んでもらいたい。
投稿者 nakimi : 02:02 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月21日
<奨励賞>「このミステリーがすごい!」に13歳水田さん [ mystery ]
<奨励賞>「このミステリーがすごい!」に13歳水田さん
(記事全文はリンク先のほか追記にも保存)
"このミス!"って、ただのムックだと思っていたらいつの間にかブランドになっていたんだね。
メフィスト賞を13歳で受賞したっていうなら驚くけど、「このミスを受賞」と言われてもいまいちピンとこない。
・・・しかしまた年少者の受賞ですか。
注目が集まって本が売れれば賞金くらいは簡単に取り戻せるってことなのかな。
この記事も記事だよ。
彼女(?)が受賞したのはあくまで奨励賞なのに、大賞の3倍もの文字数を割いてそのことばかり・・・
ミステリってのは「誰が書いた」かが大事なわけじゃないと思うな・・・。いや他の文芸作品もそうだけど。
もちろん、本当にしっかりとしたプロットの作品を13歳が書いたというならとんでもなくスゴイことなので
作品を読んでみないことには批評のしようもないのだけれど、
超ベテランが1年以上資料と首っ引きになって組み立てる作品も多いわけで
溢れ出る感性で書いた芥川賞・直木賞作品なんかとは比べることができない部分があるんだよね。
だから、ただ年少者の受賞だと騒いでもしょうがない気がする。
でも、残念ながら世間一般の感覚だと、ミステリ作品っていうのはそんなに購買欲をそそらないらしい。
15歳で文芸賞を受賞したという話題を超えられるかどうかは微妙なところだね。
個人的には大賞作品の方が楽しみだけど、
「このミス」ブランドがどの程度のものかわかっていないので、期待していいものなのかどうか・・・
投稿者 nakimi : 06:14 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月17日
ドラマ「凶笑面」を見て [ mystery ]
金曜エンタテイメント
「蓮丈那智フィールドファイル1・凶笑面近づく者は殺される!呪いの面が招く戦慄の連続殺人!
数百年の時を経て今明かされる伝説の祭に秘められた衝撃の真実!」
を、見た。・・・長ぇよ(笑
私はこの原作が大好きで、これまで十数人の人に本を貸したり薦めたりしてきた。
禍々しい表紙があまりに不評なので、女性に貸すときはカバーをかけたものだ(苦笑
それがドラマ化するというのだから期待と不安が入り乱れるのは当然のこと。
・・・
旧・遊狂倶楽部のプロフィール蘭では好きな作家の3番目に北森鴻の名前が挙がっていたのだから
心有る人なら「ドラマ化したからって調子のいいことを」などとは思わないはずだ。
・・・別に思われてもいいけど。
(ちなみに「狐闇」が一応の対になる作品なのだが、こちらはあまり好みではないので人にも薦めていない)
で、見た感想だが、まぁ、ドラマってこんなものだろうなというのが正直なところだ。
ミクニが凶笑面の存在を当然のものとして受け止めているのをはじめ、ストーリーの省略が目立った。
凶笑面一編で二時間なら十分すぎると思うのだが・・・余分なカットが多いのでは・・・
あと、オチが西村雅彦のコミカルな演技だろうなってのは開始10分で想像がついたし。
・・・と、不満は少なくなかったものの、
木村多江が蓮丈那智役にドンピシャだったのでつい引き込まれてしまった。
欲を言えばもう少し中性的で洋風の顔立ちで声が半オクターブほど低ければ完璧だったのだが、
ハマり役と言って差し支えないだろう。
もし、原作を逸脱してシリーズ化したとしてもついて行きたいくらいだね。まずあり得ないけど。
ミクニ役にはもう少しスマートな役者をあてがってほしかった気もしたが、
岡田義徳のミクニ役はダメダメっぷりのレベルが高かったのでよしとしよう。
要所要所でセリフをトチるのも味といえば味か。
しかし、蘇民将来伝説と事件のつながりを語るのになんの注釈も無いというのはいかがなものか。
「え?何の関係が?」と思う人だっているだろう。
これの原作か、あるいは高田崇史のQ.E.Dシリーズでも読んでいないと辛いものがあるのでは・・・。
CSの民俗学チャンネルか和製ミステリチャンネルで流すなら問題ないだろうけど。
あと、バスの中など、ところどころで音ズレがあったのはちょっといただけなかったかな。
こっちはいつも音ズレと闘ってるんだから
「うわっ!!肝心な時にまたしくじったか!?」ってビビるじゃないのさ(苦笑
-----追記-----
原作原作と書くと嫌味になりかねないのであえて述べなかったのだが、
原作では酔っ払いを一撃で撃退する蓮丈那智が犯人に追い詰められるシーンに違和感を覚えたのは私だけではなかったようだ。
(「オトリ」という言葉があったので、あえてあのように振る舞ったという見方もできるかなとか思ったりしたがやはり不自然だ)
「犯人が違う!」という指摘もあちこちで見られたけど・・・
あ、そういうのってしゃべっちゃっていいんだ(苦笑
知識自慢にならないよう抑制し、尚且つこれから録画/原作を見る人に配慮とかって、小賢しいだけなんですかね。
好きなこと書きゃよかったのか。
それから検索してわかったのだが、
蓮丈那智フィールドファイルに(2)が出てたんだね。帯には今回のドラマの宣伝が・・・
ちなみにこの(1)を連作と捉えて期待している人もいるようだが、
これは原題に忠実なだけであってドラマとして続くかどうかは知ったことじゃない。
なぜタイトルに数字がついているかというのは憶測でしか語ることができないが、
恐らくは、学者先生のファイリングをイメージし、ファイルのインデックス番号という体裁になっているのではないだろうか。
投稿者 nakimi : 05:00 | コメント (0) | トラックバック
2005年08月20日
読書の夏 [ diary002 , mystery ]
最近買った本。

高田崇史「QED 熊野の残照」
QEDシリーズもついに10作目。
決して寡作というわけではないのに、あまりに楽しみで待ちきれない。だからつい新書版を買ってしまう。
なんだかんだで忙しくて読む暇がなかったけど、この週末はゆっくり読書ができるといいな。
内田康夫の「しまなみ幻想」も古本屋で買ったけど、そちらはとりあえず後回しに・・・。
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それらとは別路線になるが、最近話題の「マンガ嫌韓流」を読む機会があった。
読後の感想は・・・「そうなの?」ってくらいのもの。
あれが全て事実だとしても、わざわざ今から韓国人を憎もうとか蔑もうとかそういう気にはなれない。
(もちろん本の締めは「本物の日韓友好を求めて」ということでまとめられていたわけだし)
ただ、無条件で国民の税金を吸い上げられてはかなわないから、ある程度反論の材料は持っておくべきだろう。
そういった意味でこの本はいいきっかけになったのではないか。
食うや食わずで世界平和など語れない。
かなり乱暴な物言いになってしまうが、
日本は金のある時期にも外国に好かれなかったのだから、金のない今は自国を高めることに専念すべきだ。
それは別に軍拡とかそういう話ではない。国民の意識を高めることが肝要なのだ。
他国のことを考えるのは自国民が腹いっぱい食える時でいい。
たとえタイムマシンを持っていたとしても歴史を100%理解することは不可能だ。
今この時代に生きている我々がこの時代のことを100%理解していないのと同じように、ね。
だからこそ正しい歴史認識を求めようとするその姿勢が重要なのだろう。
色々な意味で勉強になる一冊だった。
投稿者 nakimi : 03:45 | コメント (0) | トラックバック
2005年01月13日
1月13日21時 富豪刑事の文庫本を膝に [ mystery ]
富豪刑事第一話放送中のこの時間に小説版の富豪刑事を読んでいるのは
別に
・深田恭子が嫌いだからでも
・ドラマが期待できないからでも
・デブと巨乳は違うだろと思っているからでも
・ただでさえ本格じゃない小説をどうミステリーにするんだ馬鹿野郎と思っているからでも
・ホリプロの若手芸人いびって女王様気取りとはおめでたいな、と思っているからでも
・追い風の毒舌芸人すらデブネタが禁句ってどんだけ気ぃ荒い女なんだよと思っているからでも
・実家でチャンネル権がないからでも
・テレビからスカラー波が出ているからでも
なく、
ただ単に、本の続きが気になっているからである。他意はない。
これを読み終わったら森博嗣の「まどろみ消去」を読む予定だが、
理系の文章はどうも性に合わないので心配だ。
やはり高田崇史のQ.E.Dあたりを読みながらぬくぬくとしているのが一番心地よい。
私が富豪刑事を読んだきっかけは、
いしいひさいちの書評漫画(タイトル失念。本はどこだ?)で面白おかしく紹介されていたから。
文庫は平成十四年に発行されたものでわりと新しい。
(ブックカバーが山下書店なので、おそらく競馬で景気が良かった時に買ったものだろう)
筒井作品を通読したのはこれがはじめてだったので、
これでも十分にヘンな本だなと思ったものだが、
他の作品は常識の枠でとらえようもないようなものばかりらしい。
本当に内容を理解して頷いてる人は何人いるのかな?
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それはそうと、Blogのデザインを少々変えてみた。
パっと見には「画像貼っただけじゃん」なのだが、これが大変だったのよ・・・
FirefoxではピッタリなのにIEでは画像がループしちゃったりして、
何時間もスタイルシートと格闘した挙句、
結局、画像をやや大きめに作るという原始的な方法で回避した。
他の環境の方で画像がズレたりしていた時は教えてください。
気力があれば直します。
それと今夜はこうさぎがかなり不調。
おかげで重くて仕方がないが本文はちゃんと読めるのでご辛抱を。
・・・あーあ、たまにxreaが調子いいと思ったらこれだよ・・・
アフィリエイトとでも差し替えようかしら。
投稿者 nakimi : 21:29 | コメント (0) | トラックバック
2005年01月12日
富豪刑事ドラマ化について [ mystery ]
今夜はもう、Mac miniに釘付け。
58590円って、ありえねー、とか思いながら公式サイトをカチカチカチカチやっていた。
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本当は青色発光ダイオードの話とかやりたいことはたくさんあるのだけど・・・
私をミステリファンだと知っている人たちからせっつかれていたのが
ドラマ「富豪刑事」について一言述べよというものだった。
突っ込みどころ満載で、どこから手をつけたものやらという感じなのだが、
とりあえずせっかく実家にいるので読み終えた文庫本を探してみた。
母の書棚、自分の物置と探し回って、結局自室の本棚にあったという間抜けっぷり。
なんだかなぁ・・・
まだほとんど読み返していないが、ドラマも始まっていないのだからおあいこということで。
番宣を見る限りでは
深田恭子が胸元を大きく開けた衣装を着ることで
男性視聴者を獲得することだけが目的のドラマに思える。
目をむいて「密室殺人!?」と叫ぶシーンの稚拙さは言うまでもないが、
原作の主人公もオーバーリアクションだったから現段階ではよしとしよう。
(・・・それでも、彼女の演技力に期待する人はいるまいよ)
そもそも、最高のミステリーがどうのとあるが、
富豪刑事はミステリー小説ではなく、痛快刑事小説なのだ。
謎解きの要素は極めて薄い。
軽軽しく「そもそも」などと使ってしまったが、もっと「そもそも」なことがあったな。
ミステリマニアがとっくに指摘済みだろうが、
富豪刑事の主人公は女性ではなく、神戸大助という男性なのだ。
それがなぜこんなことになってしまったのか・・・。
鈴江さんとのロマンスはどうなるのだろう。
ここが一番の謎だ。
筒井作品にお詳しいおファンのお皆様は一家言お持ちかもしれないが、
「筒井だからこそ価値観の破壊が美徳(だからこれもアリ)」みたいな誉め方は
この作品を純粋に楽しんだ人間に対する愚弄だ。
理性あらばそのようなことをすべきではない。
さて第一話、どうなることやら・・・。
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音楽専科に「歌詞検索よ、お前もか」を追加。
ビルダーが無いのでメモ帳で書いたのだけど、
music.htmlの方はメモ帳で書き換えるとおかしなことになりそうなので
とりあえずここに直リンクしときます。
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2004年04月16日
(過去の日記) [ mystery ]
いかりや長介の遺作となる「恋人はスナイパー」のテレビコマーシャルをはじめて見た。
"日本国民1億3千万人を誘拐した"
ふむふむ
"原作 西村京太郎 「華麗なる誘拐」"
ん?
"「爆弾はどこなの?」"
おや???
・・・これって・・・西村京太郎の短編・・・か?
でもあれは確か、「都内の"どこか"で人を殺す。都民全部が人質だ」てな感じで
副都知事が脅迫されるような話だったよなぁ。
若き日の十津川警部が出てくる話・・・刑事時代?違ったかな・・・風邪ひいてたってのは覚えてるんだが。
結局、ウソの警察発表をして新聞報道で惑わせて捕まえるってストーリーだった気がする。
なんでネタバレまがいのことを書いているかと言うと、
その話には"スナイパー"なんて全然出てこないから。
残念ながら(と言うほど思い入れのある作品じゃないけど)別物になってるんでしょうな。
・・・と、思ってたら、「華麗なる誘拐」ってのは元々別物らしい。
そんな似たようなプロットの作品があるとは・・・
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2004年04月11日
(過去の日記) [ mystery ]
内田康夫の長編「氷雪の殺人」を読み終えた。
内容は、防衛庁の腐敗をテーマにした重いものだったが、まぁそれは"お話"ということにしておいて・・・。
最後の数行がなんとも悲しかったな。
恋人を亡くした人間が新たなスタートを切る。それはむしろ喜ぶべきことなのだろうけど・・・・・・
ま、その「恋人」との関係が不倫だったってのも大きいんだろうけどね。
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2004年04月09日
(過去の日記) [ mystery ]
フジの浅見光彦シリーズ、ずいぶん新作のペースが早いな・・・見れなかったけど。
原作を読んでいるだけに見たかったような見なくて正解だったような・・・
"5分で解ける推理"って、
やたら本が出てたからどういうブームかと思ったらこういう番組があったのね。
ミステリマニアにとっちや面白くもないんだろうな。
私ごときミステリ"ファン"にですら一瞬で解けるのだから。
・・・結局こういうのはパターンプラクティスなんだよね。
しかし、あれからもう10年か・・・
ふっきろう、そろそろ。
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2004年03月19日
(過去の日記) [ diary001 , mystery ]
まさか榎木孝明の陽一郎が続くとは・・・(ToT)
中村俊介って、繊細そうな顔立ちしてる割に演技は大味だよね。
大抵のカットは目を剥いて疑問系で叫んでた気がするよ。
あと、かってに改蔵の24巻表紙裏、ズルすぎ。
"斬りたい背中"って(笑
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2004年02月01日
(過去の日記) [ diary001 , mystery , sweets ]
この週末は高田崇史の「QED竹取伝説」を読む。
その中に「リリエンベルグのザッハトルテ」という言葉があり、非常に心惹かれた。
私は酒が飲めない分、甘味にはとても関心がある。
また、モーツァルトのからみで興味のあるオーストリア菓子というのもポイントが高い。
さっそくGoogleで検索してみる。
リ・リ・エ・ン・ベ・ル・グ・・・と。
川崎市か・・・ちょっと遠いけど行けない事はないな・・・・・・
・・・・・・?!
定休日が火曜・第一第三月曜???
それはまさに明日明後日のことじゃないか!
・・・ストレスの件といい、まことにバイオリズムの悪いときというのはあるようで・・・
今からデメルにでも行こうかな・・・・・・ってのはさすがにヤケになりすぎか。
その場の勢いだけで1号あたり1000円もするケーキは買えん(苦笑
ちなみに、作中に紹介されていたケーキはザッハトルテの他に、
「クイーンアリスのキャンドル」「プラチノのアンジュ」「パティスリーキハチのトライフルロール」
・・・どれも美味そうだ。
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2003年11月29日
(過去の日記) [ diary001 , mystery ]
昨日は風邪で病院に。
もらった抗生物質を飲んだら頭がガンガンするんですけど・・・
それと昨日はコートを購入。
はじめてドン○ホーテに行ってみると、確かにコートはあったのだが、
タグを見るとBではじまるバレンチノという、水曜どうでしょうの大泉洋が掴まされたようなパチ物が・・・
そんなものが3万円近い高値で売られていた。
やっぱりディスカウントショップはディスカウントショップでしかないのだなと妙に納得して店を出る。
場所が新宿だったので安い紳士服の店はいくらでもある。その中の一軒で混カシミアのものを選んだ。
今日は今日で、雨のせいか体調がイマイチ。
家でゴロゴロしながら推理小説を2冊も読破してしまった。
綾辻行人の「十角館の殺人」はミステリマニアにはたまらない一冊だね。
内田康夫の「白鳥殺人事件」も作者自身が名作と呼ぶくらいの名作。
ただ、浅見光彦が歌曲嫌いという設定には参ったな。こちとら歌曲しか興味ないってのに。
ま、モーツァルトなら歌曲も許せるとあったのでよしとしよう。
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2003年11月21日
(過去の日記) [ diary001 , mystery ]
約1年半前、
榎木孝明の浅見光彦シリーズが終了してしまったことをここで嘆いたが、
この夏、榎木氏がその浅見光彦シリーズに帰ってきた。
ただし、浅見光彦としてではなく、その兄として、だ。
これについてはネットでも論争があり、
新聞の投書欄にもガッカリだというような言葉が寄せられていた。
私自身はどうなのかというとこれが実に微妙だ。
また榎木氏が見れるというのは単純にうれしいし、
といって、あっさり配置換えを認められるほどの余裕もない。
だからこそ、こんな時期までコメントを差し控えていたわけだが・・・
ま、さすがに『美青年』役はそろそろ無理があるというのも事実だし、
浅見光彦役を後進に譲ったというのは仕方がない。
しかし、ヘンに気を持たせるキャスティングをするというのも・・・
こうなったらむしろ、「浅見光彦殺人事件」(1991)に出てくるような
偽・光彦さんとして出演してもらいたい。
小説ではできたがドラマではできなかった禁じ手、
「実は本当の浅見光彦は別にいた」というネタができるではないか。
ぜひご一考いただきたいものである。
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昨日何気に漏れ出でた本音の一言を反芻してみる。
「コロラトゥーラ(が歌えるようになる)なら、寿命10年と交換してもいい」
それを聞いた職場の先輩は苦笑していたが・・・
自在性のあるバリトンは自慢の一つだが、
何かを極めたという満足感に欠けるのも事実。
そんな私にとってコロラトゥーラは永遠の憧れなのだ。
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2003年11月19日
(過去の日記) [ diary001 , mystery ]
今日聞かれて困ったこと
"ミステリの定義"ってなんだろう?
先月試したエゴグラムり結果"abbca"は、どちらかというとW型"厭世タイプ"に近いらしいが・・・
違うと思うな。変化が大嫌いなんだから。
"厭世"って要は「もう死にたい」か「みんな死んじゃえ」かのどっちかってことでしょ。
どっちもやだもん。
ずーーーっと今が続けばいいなーって思ってるもん。
別に"今"がムチャクチャ楽しいってわけじゃないのにそれでもそう思うんだからよっぽど変化が怖いんだろうね。
これを「未来に希望を持っていない」とでも訳せば厭世と呼べるかもしれないけど。
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2003年11月18日
(過去の日記) [ diary001 , mystery ]
職場に新しいPCが来る・・・自宅のよりいいマシンだった(>_<)
・・・年末にAMDのキャンペーンがはじまったら逆転してやるっ!!
そんな景気のいい話とは裏腹に、今、財布には二千円しかない。
それもこれもついつい買ってしまう推理小説のせい。
まだ手をつけてない本が10冊近くあるのにまた買ってしまった。しかも新品で。
今日購入したのは超・王道。エラリイ・クインの「Yの悲劇」。
法月や有栖川が心酔するエラリイ・ワールドにどっぷり浸かってみたい。
・・・でもまだ内田康夫の本が後編に入ったばかりだしなぁ(苦笑
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2003年11月17日
(過去の日記) [ diary001 , mystery ]
そろそろ寒くなるので今のうちに布団がわりのタオルケットと毛布を洗濯。
ただ部屋干ししても生乾きになるだけなので近所のコインランドリーの乾燥機を・・・・・・
え゛?ランドリー閉鎖???
メインの毛布をまだ水に浸してなくて良かったよ・・・裸同然で寝るとこだった。
これからどうしようかなぁ・・・クリーニング屋も一件潰れたし・・・
しかし麻耶雄嵩はめっけもんだったね。
昨日たまたま古本屋で100円売りしてたのを買っただけなんだけど。
ミステリ好きの勘というか、嗅覚がはたらいたんだろうね。
今日あわてて残りの数冊も買っちゃったよ。
これでオチに救いがあればもっと好みなんだけどなぁ。