バンドの歴史




「○○というバンドの歴史は〜」
「彼らがはじめて演奏したライブハウスは〜」
・・・このような言葉がよく聞かれるようになったのは
おそらく、ビジュアルロックが一般化してからのことだろう。

いきなりで何だが、
これは、自分がいかにファンとしての格が高いかをアピールするためのものであり、
音楽的には、何ら、価値のあるものではない。

結局、『ファンクラブ会員番号』の『001番』が手に入らないかわりに
「でも私はこんなことを知っている」と言い出したものがエスカレートしたのだろう。
これについて、「私は違う!」と言う人もいるのだろうが、
それは確かにそうなのだろう。
なぜなら、最初にそれを言い出した人のマネをして、知ったかぶりをしているだけなのだから。
さすがに、会員が万の単位を越えてから001番を欲しがるはずもない。
いわゆるファッションの1つとして、「知っている」ことがステータスとなったのだろう。
実にくだらないことだ。
だが、残念なことに、筆者の周りにもこのような者がたいへんに多い。
・・・確かに、「無知は罪」かも知れないが、
どこそこのアブラとり紙がいいだの、このブランドの服がいいだのという
いわゆるサブカルチャー的な知識についても同じように「罪」なのだろうか?


文責:NAKIMI