調子に乗ってるのはどっち?!


まさかまたこの話題に触れることになるとは思わなかったが
今回は今騒がれている
成人式について考えたい。


今年の成人式はいつにも増してひどかったようだ。
知事にクラッカーを放ってみたり「帰れ」と怒鳴ってみたり。
それが愚行であることについては、かつて「若者代表」をかって出た私をもってしてもかばいきれるものではない。
だが、なぜそこから話をふくらませようとするのだろう。

『クラッカー君』に関しては「告訴も辞さない」という姿勢をとっていることからもわかるように
完全な個人の問題のはずだ。
それを十把一絡げに「今の若者は」「今年の新成人は」と叫んでもしょうがないだろう。


あるコメンテーターは
「確かにごく一部の問題だが、集団がそれを排除しようとしないことが問題」と語っていた。
要は若者全部が悪いと言いたいのだろう。
それってちょっとおかしくないか?

考えてもみたまえ。
いい着物を着せてもらい、数年ぶりの友人と再会し、ハタチになった感動を噛みしめている時に
どこかのバカが騒いだからといって歩み寄って注意したりできるか?
からまれでもしたら祭典のあとの楽しい午後が台無しだ。

いや、それ以前に
会場内ではどうすべき、という具体的な取り決めがない以上、勝手な正義感で行動しても
その後ろ盾になってくれるものはなにもないのである。
おそらく、若者Aが若者Bを注意してからまれたとしても会場係や知事はしらんぷりだろう。

まあこのことはいくら掘り下げても、
『そのコメンテーターが阿呆だった』という結論しか出ないのでこのくらいにしておくとしよう。


マスコミは、なんとかして若者を悪者にしようと躍起なのだ。
おすぎとピーコのピーコのほうが、ある新聞で
「5、6年前、挨拶に呼ばれたが、携帯電話で話したり仲間と騒ぐ連中がいた」と書いていたが、
6年前の1月、果たして携帯電話がそんなに普及していただろうか?
95年1月、年度にすれば94年度である。成人式に持ってきたとするならもちろん購入時期も94年だろう。
94年、ハタチの若者が携帯電話を持っている率など知れていると思うのだが・・・
それ以前に、壇上から
「携帯電話での会話がうるさい」と意識するほど認知されていたろうか?
つくった話だとしか思えない。

成人式とは違うが、世田谷の一家殺害事件にしても
暴走族が近くで騒いだことがあり、またスケボー少年がいたという情報が流れると
話題は一気に「注意されてキレる若者」の方にいってしまうのだ。
真実がどうなのかは今後の捜査次第だが、
マスコミが先行して若者を悪者にしようとしているのは見ていて明らかだ。
いや、容疑者像が「大柄な若者」か何か知らないが
マスコミが仕立て上げたいのは「注意されたことをネに持ってキレた若者が殺した」という犯人像なのだ。
どうにも困ったものである。



1999年の成人式、吉村イボ痔がワガママ言ったのを辛口に斬ったもの
いまさら引用することになるとは・・・

新生児発言を斬る!!


2001年1月17日更新